自分にぴったりのクレジットカードをつくる
女性におすすめのクレジットカードとは?年代別・目的別の選び方を解説
更新日:2024年9月30日
女性向けのクレジットカードには、女性にうれしいサービスや保険が付帯しているものや、デザイン性が高いものなど、数多くの種類があります。ご自身の使い方に合ったクレジットカードであれば、付帯サービスを上手く活用しながら、よりおトクにカードを利用できるでしょう。
本記事を通して女性向けクレジットカードの選び方を知り、利用目的やライフスタイルにあった一枚を見つけてください。
この記事でわかること
- 女性向けクレジットカードの選び方
- 年代別、目的別のおすすめのクレジットカード
- 女性におすすめのJCBカード
目次
女性向けクレジットカードの選び方
まずは、女性向けのクレジットカードを選ぶときのポイントを押さえておきましょう。
ポイント還元率
多くのカード会社では、クレジットカードの利用金額に応じて独自のポイントを付与するポイントサービスを提供しています。ポイントをおトクにためるためにも、ポイント還元率に注目しましょう。ポイント還元率とは、クレジットカードの利用金額に対してポイントが付与される割合です。ポイント還元率が高いクレジットカードほど、ポイントがたまりやすくなります。
ポイント還元率には、カードを利用するたびに適用される通常の還元率と、特定の店舗でカードを利用したときに適用される還元率の2種類があります。通常時の還元率の高さに加えて、利用頻度の高い店舗で還元率が高いものを選ぶと、よりポイントがたまりやすくなります。たとえば、仕事の合間にコンビニを利用する方はコンビニでのポイント還元率を、特定のスーパーや薬局で買い物するならその店舗の還元率を意識してみるといいでしょう。
また、ためたポイントの使い道もチェックしてみてください。たとえば、次のような手段でポイントをおトクに利用できます。
- カードの利用代金の支払いにあてる
- 他社ポイントへ変換する
- 電子マネーへ交換する
- 商品と交換する
- キャッシュバック
カード会社によってポイントの使い道は異なるため、還元率とあわせて確認しておきましょう。
年会費とサービス内容のバランス
クレジットカードを持つのにコストをかけたくないなら、年会費無料のクレジットカードを選ぶとよいでしょう。年会費無料のカードにもポイント還元率が高いものがあるので、おトクさを重視するなら「年会費無料 × ポイント高還元率」のカードを選択するのがおすすめです。
ただし、年会費無料のカードは、年会費が有料のクレジットカードに比べて、次のような付帯サービスが少ないことがあります。
- グルメや宿泊施設の優待サービス
- 国内外の旅行傷害保険の付帯
- 空港ラウンジの利用
- 飲食店や商業施設の割引サービス
逆に、年会費を支払っているのにサービスを利用する機会がないなら、年会費無料のものでも十分でしょう。年会費と付帯サービスのバランスを見て、ご自身に合うカードを選んでください。
なお、クレジットカードの年会費は数百円程度から2万円程度が多い傾向です。「永年無料」「条件付きで無料」「初年度無料」など、年会費無料になる条件もさまざまなので、申し込み前に確認しておきましょう。
年会費無料のクレジットカードおすすめ3選!コスパ重視の選び方を解説
ステータス性
クレジットカードにはグレードがあり、一般カード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードの順にグレードが高くなります。一般的にグレードが高いほどステータス性(社会的信用)も高くなるといわれています。
ステータス性が高いカードの特徴は、「特典やサービスが充実していること」「年会費が高いこと」の2点です。たとえば、旅行傷害保険の場合、ステータス性の高いカードは一般的なカードより補償金額が大きくなっています。ほかにも、空港ラウンジの無料利用やコンシェルジュサービスなど、国内外で利用できるサービスが充実しています。
ステータス性の高いカードは、単に「ハイステータスなカードが欲しい」という方だけではなく、旅行が好きな方や出張する機会が多いビジネスパーソンにおすすめです。
美容やエンタメ系の特典・キャンペーンが豊富
女性向けのクレジットカードには、美容やファッション、グルメに関するサービスが付帯している場合があります。商品やチケットの抽選に参加できたり、特定の店舗やネットショップでの買い物を優待価格で利用できたりするなど、特典内容はさまざまです。特典やキャンペーンはクレジットカードごとに異なるので、興味がある特典が付帯しているカードを探してみましょう。
旅行傷害保険・女性疾病保険が充実
多くのクレジットカードには、旅行中のケガや病気、事故、盗難に備えるための旅行傷害保険が付帯しています。旅行傷害保険の補償内容はカードの種類によって異なり、「国内外問わず補償」「海外のみ補償」「補償なし」などさまざまです。旅行や出張の機会が多い方は、該当カードが旅行傷害保険の対象かどうかを確認しておくとよいでしょう。
「万が一のために備えておきたい」「補償は欲しいけど、高い保険料を支払うのに抵抗がある」という方は、このようなクレジットカード付帯の保険を活用するのもおすすめです。
JCBカードの「JCB カード W plus L」なら、カード所有者限定の女性疾病保険に任意で加入できます。女性特有の病気による入院や手術の補償が受けられるほか、それ以外の病気による入院や手術にも幅広く対応しています。保険料は月額290円〜(年齢に応じて変動)とリーズナブルな点も魅力です。
そのほか、自転車保険の加入が義務化されている地域の方や自転車事故にあったとき相手の方への補償が心配な方は、月額140円から加入できる「自転車保険」など、日常生活に潜むトラブルに備えて複数のプランから選べる保険サービス「トッピング保険」があります。
クレジットカード付帯の保険を徹底解説!補償内容と使い方とは?
好みのデザイン
使うたびに気分が上がるような、好みのデザインでクレジットカードを選ぶのもひとつの方法です。クレジットカードは、白・黒・シルバーなどのシンプルなデザインもある一方で、ピンクや赤を基調とした華やかでおしゃれなデザインや、キャラクターが描かれたデザインなどもあります。
クレジットカードの表面のデザインは、カード会社やカードの種類により異なります。クレジットカードの特典やステータス性にこだわらない方であれば、デザイン重視で選ぶのもよいでしょう。
JCBでは、さまざまなデザインのクレジットカードをご用意しています。「JCB カード W plus L」のデザインは「M / mika ninagawa」(※)「ホワイト」「ピンク」の3種類から選べるので、カードのデザインにこだわりたい方にもおすすめです。高校生を除く18〜39歳限定で申し込みが可能で、年会費は永年無料です。
- 写真家・映画監督の蜷川実花氏がディレクションするブランド
デザインで選ぶクレジットカード!おしゃれでおトクなJCBカード
個性的でインパクトがあるデザインなら、「JCB LINDA」という選択肢もあります。高校生を除く18歳以上であれば誰でも申し込みが可能で、年会費も無料です。
学生・20代女性におすすめのクレジットカードの特徴
ここからは、女性の年代やライフスタイル別に合わせたクレジットカードの選び方を紹介します。まずは学生・20代女性におすすめのカードの選び方を見ていきましょう。
学生・20代の方は、「20代限定」「18〜39歳限定」などと対象者が限定されたカードを利用するのもおすすめです。これらのカードには、年齢の若い方だけが使える特典が付いていることが多く、全年代を対象にしたカードよりもおトクにサービスが受けられることがあります。
また、若い方向けのクレジットカードの場合、通常のカードよりポイント還元率が高く設定されたものが多い傾向です。おトクにクレジットカードを使いたい方は、ポイント還元率に注目して選びましょう。
なお、クレジットカードを持つのにコストをかけたくないなら「年会費永年無料」のものから選ぶとよいでしょう。学生の場合、留学や卒業旅行で国内外へ行く機会があるなら、旅行傷害保険の付帯の有無もあわせて確認しておくことをおすすめします。
30代女性におすすめのクレジットカードの特徴
30代女性は、ポイント還元率を重視して選ぶとよいでしょう。30代になると、頻繁に利用する店舗やサービスがある程度定まってくることが多いようです。利用頻度の高い店舗やサービスでのポイント還元率が高いと、より効率的にポイントをためられます。
たとえば、よく利用するスーパーや薬局、コンビニなどでの還元率を確かめてみましょう。子育て世帯であれば、子ども向けの衣類やおもちゃを購入する店舗やネットショップ、利用するレジャー施設でのポイントのたまりやすさを確認してみるのもおすすめです。
ビジネスパーソンやステータス性を重視する方は、ゴールドカードやプラチナカードといったグレードが高いカードを選択肢に入れるのもひとつの方法です。グレードの高いカードなら、旅行傷害保険の付帯や空港ラウンジの利用といった、特別感のあるサービスが受けられます。
40代女性におすすめのクレジットカードの特徴
収入やライフスタイルが安定してくる40代なら、ゴールドカードやプラチナカードといったステータス性の高いカードを持つのもおすすめです。グレードの高いクレジットカードは年会費がかかりますが、そのぶんサービスの内容が充実しています。旅行傷害保険の補償額が高くなったり、グルメやホテル関連の優待が受けられたりと、一般的なカードにはない特別なサービスが受けられるでしょう。
さらに、女性特有の疾病を保障する「女性疾病保険」が付帯するクレジットカードを選択するのもおすすめです。「万が一のために備えておきたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。
50代以降の女性におすすめのクレジットカードの特徴
50代になると、生活にゆとりができて趣味に時間をかけられるようになる方も増えてきます。その場合は、自分の趣味やレジャーに、クレジットカードの特典やサービスを活用できないか考えてみることをおすすめします。
クレジットカードのなかには、通常よりリーズナブルにグルメを楽しめたり、宿泊施設を利用できたりするサービスが付帯したものもあります。年会費はかかりますが、ライフスタイルを充実させるためにクレジットカードの特典を利用するのもひとつの手段です。
また、長年同じクレジットカードを使っている方なら、今よりポイント還元率が高いものや特典が豊富なものに切り替えるのもよいでしょう。よく利用するスーパーや薬局、ネットショップでのポイント還元率が高ければ、効率よくポイントをためられます。
女性におすすめ!JCBのクレジットカード
ここからは、女性におすすめのJCBカード「JCB カード W plus L」「JCB LINDA」をご紹介します。この2つのカード会員になれば、おトクなサービスが豊富な「LINDAサービス」を利用でき、毎月変わる特典やキャンペーンに参加することが可能です。
いずれも年会費無料であるにもかかわらず、美容やファッション、グルメに関するサービスが豊富に付帯しています。詳しく知りたい方は、次のページをご覧ください。
JCB LINDA/JCB カード W plus Lオフィシャルサイトはこちら
JCB カード W plus L
JCB カード W plus Lは、「JCB カード W」に加え、女性特有の疾病をサポートする「女性疾病保険」や、ホテルやコスメなどの優待・特典を受けられる「LINDA リーグ」サービスがついています。
申し込みは18~39歳限定で、性別は問いません。40歳以上になっても年会費無料で利用できます。
女性疾病保険は、通常の疾病に加えて女性特有の疾病による入院・手術費用がサポートされます。リーズナブルな料金で加入できるのがメリットです。
LINDAリーグの優待情報は毎月変わります。ホテルやグルメ、エンタメ施設を優待価格で利用できるほか、キレイを応援するアイテムのプレゼントなどさまざまです。こまめにチェックして、積極的に活用しましょう。
詳しくは、JCB公式のInstagramやWEBサイトを確認してください。SJ24-04989(2024/07/25)
【JCB公式】LINDAサービスのInstagramはこちら
JCB LINDA
「JCB LINDA」は、高校生を除く18歳以上であれば誰でも申し込める年会費無料のクレジットカードです。女性向けの特典が多いカードですが、申込対象者は性別を問いません。JCB LINDAでは鮮やかな種類のデザインのなかから券面を選べます。そのほかにも、JCBカード W plus Lと同様に、毎月変わる特典やキャンペーン、グルメやファッションに関するサービスを利用することが可能です。
JCB LINDAは、「LINDAボーナス制度」を活用することでポイントがたまりやすくなるのが魅力です。条件(※)を満たすことで、ポイント還元が2倍、3倍と高まります。利用すればするほどポイントがたまりやすくなるので、日常的に使用するメインのクレジットカードにするのもおすすめです。
- LINDAボーナス制度適用期間中に、JCB LINDAの年間利用合計金額が50万円(税込)に達すると、その翌月からポイントが2倍に、100万円(税込)に達すると3倍になります。
よくある質問
-
女性向けクレジットカードがおすすめの理由はありますか?
-
女性向けのクレジットカードは、女性ならではの悩みやライフスタイルを意識した特典やキャンペーンが多い点が魅力です。なかでも美容やファッションに興味がある方、グルメが好きな方にとってうれしいサービスが多い傾向です。
-
女性におすすめのハイステータスなクレジットカードはありますか?
-
ハイステータスなクレジットカードが欲しい方は、ゴールドカードやプラチナカードがおすすめです。グレードの高いカードは「ステータス=社会的信用」があることを示せるので、接待などのビジネスシーンで利用したい方や、かっこいいクレジットカードが欲しい方に向いています。
ゴールドカードは、一般カードの上位ランクに位置するクレジットカードです。旅行傷害保険の付帯や空港ラウンジの無料利用など、旅行や出張に関するサービスが充実している傾向があります。
ゴールドカードの上位ランクに位置するのが、プラチナカードです。ゴールドカードと比べて年会費がさらに高くなりますが、ゴールドカードよりも充実した補償があったり、コンシェルジュサービスが利用できたりとゴールドカード以上に充実したサービスが受けられます。
-
専業主婦(主夫)もクレジットカードを持てますか?
-
クレジットカードによっては、本人ではなく配偶者に安定した収入があれば作れる場合があります。「JCB カード W plus L」「JCB LINDA」は申込対象者に専業主婦・主夫も含まれているので、状況によっては専業主婦・主夫でも審査に通過できます。
一方で、本人に安定継続収入がなければ申し込めないカードもあります。条件を満たしていないと審査に通過できないので、あらかじめ発行したいと思うクレジットカードの申込対象者を確認しておきましょう。
また、家族カードを発行するのもひとつの方法です。家族カードとは、本会員の家族に向けて発行されるクレジットカードです。本会員が持つカードと同じ種類になるため、必ずしも女性向けのカードを作れるわけではありませんが、本会員のクレジットカードとほぼ同じサービスを受けられます。
家族会員カードを作るための審査は不要で、本会員に支払いの遅れや金融トラブルがなければ、ほぼ確実に発行可能です。ただし、引き落とし口座は本会員の口座となるうえ、家族カードで買い物をしたポイントは本会員のクレジットカードにたまる点に注意しましょう。
高ポイント還元カードならJCB
サービスも充実のJCBのスタンダードカード
女性にうれしい特典満載!
入院手術も手厚くサポート
賢い女性のクレジットカード
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
- 【監修者】
-
氏名:高柳政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。
関連記事を見る