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クレジットカードを便利に活用する

クレジットカード解約時にチェック!メリットや注意点を解説

更新日:2022年8月16日

クレジットカード解約時にチェック!メリットや注意点を解説

クレジットカードを解約すると、支払いに利用できなくなるだけでなく、ポイントの失効や未払い代金が一括請求される場合があります。解約後に後悔しないように、事前の確認が重要です。

未払金やポイントが残っているときなど、場合によっては解約のタイミングを見直したほうがよいケースもあります。解約する際は、解約するメリット・デメリットを理解したうえで手続きを進めましょう。

この記事でわかること

  • クレジットカードの解約時に確認するポイント
  • クレジットカードの一般的な解約方法
  • クレジットカードを解約するメリット

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クレジットカードの解約は慎重に行おう

クレジットカードの解約は、年間通していつでも可能です。年会費が有料のクレジットカードでは、支払いの前月までに解約すると、次年度の年会費を抑えることができます。

しかし、クレジットカードを解約すると利用できなくなるだけでなく、ポイントの失効や未払い代金が一括請求される場合があります。

解約後に後悔しないように、事前の確認が重要です。

クレジットカードの解約時に確認すべきポイント

クレジットカードを解約する前に、以下のポイントを確認しておきましょう。

  • 支払い方法の変更は済ませているか
  • 未払い代金がないか
  • ポイントは使いきっているか
  • ETCカードや家族カードを使っていないか
  • 年会費の支払い時期はいつか
  • 付帯サービスを活用する機会はないか
  • 短期間で解約をしていないか

支払い方法の変更は済ませているか

解約するクレジットカードでサービスの支払設定をしている場合、解約前に支払い方法を「別のクレジットカード」もしくは「クレジットカード以外」に変更する必要があります。

公共料金や携帯料金などの毎月支払っているものだけでなく、年間契約のサブスクリプションサービスで設定している場合もあります。支払い方法を変更せずにカードを解約してしまうと、支払いができなくなってしまいます。クレジットカードを解約する前に利用履歴に目を通すなどして、漏れなく確認しておきましょう。

未払い代金がないか

リボ払いや分割払いなど、支払いが残っている場合でもクレジットカードの解約が可能ですが、解約後に未払い分の一括請求を求められるケースがあります。

リボ払いやキャッシングを利用している場合は高額請求となる可能性があるため、支払いが完了してから解約したほうがよいでしょう。

ポイントは使いきっているか

クレジットカードを解約すると、ためたポイントを利用できなくなります。長く利用していたカードであれば、高額のポイントが残っている可能性があるので、解約前に確認しておきましょう。

ポイントが残っている場合は、他社ポイントに移行したり商品と交換したりして、できるだけ使い切るようにしましょう。

なお、移行したポイントが他社ポイントに反映される前に解約手続きをすると、ポイントが無効になってしまう可能性があります。ポイントの移行手続き完了後、他社ポイントに反映されたことを確認してから解約したほうが確実です。

ETCカードや家族カードを使っていないか

解約するクレジットカードと同時に申し込んだETCカードを使っている場合、有効期限内でもETCカードが使えなくなります。使えないことに気づかず高速道路のレーンを通過しようとすると、後続車との衝突事故の原因となり危険です。ETCカードを普段使いしている場合は、別のETCカードを準備しておきましょう。

また家族カードを契約していた場合は、家族カードも使えなくなります。突然使えなくなることで支払いが滞ってしまう可能性もあるため、必要であれば解約前に新しいカードの申し込みを進めておきましょう。

年会費の支払い時期はいつか

年会費がかかるクレジットカードの場合、年会費の支払い後に解約しても、同年分は返金されません。年会費の支払いが解約と同じタイミングとなった場合は、年会費を余分に支払っていることとなります。

そのためクレジットカードの解約のタイミングは、年会費の支払いが発生する前月までがおすすめです。たとえばカードの有効期限が2023年3月の場合、年会費適用期間は毎年4月~翌年3月末です。3月末までに退会すれば、次回の年会費はかかりません。ただし、翌年の年会費支払月の前月までに解約しなければ年会費がかかってしまうので、忘れないように注意しましょう。

付帯サービスを活用する機会はないか

クレジットカードは支払いだけでなく、優待や保険など、さまざまな付帯サービスが受けられます。付帯サービスには、旅行や出張先での補償が充実した旅行傷害保険、空港ラウンジサービスなどが挙げられます。

ほかのクレジットカードで同様のサービスを受けることができれば問題ありませんが、解約によってサービスが受けられなくなるのであれば、解約を再検討したほうがよいでしょう。

短期間で解約をしていないか

クレジットカードを作成したあと短期間で解約する場合、信用情報にマイナスな影響を与えてしまう可能性があります。信用情報とは、クレジットカードや各種ローンなどの契約内容や支払状況などの客観的な取引事実に基づいた個人情報のことです。審査の際には、クレジットカード会社が信用情報機関に照会を行い、クレジットカードの利用履歴や過去のトラブルなどを確認しています。

新しく申し込むクレジットカードの審査やローン審査に影響を与えてしまう可能性があるので、短期間での解約はできるだけ避けたほうがよいでしょう。

クレジットカードを解約する方法

クレジットカードを解約しても問題ないことが確認できた人は、実際の手続きに進みましょう。

クレジットカードを解約する主な方法は、以下の3パターンです。

  • カード会社に連絡する
  • 会員専用サービスで解約する
  • 窓口で手続きをする

カード会社に連絡する

クレジットカード裏面に記載されているカード会社に連絡して、コールセンターまたは自動音声案内で解約手続きが行えます。解約の際には、カード番号や個人情報を聞かれるので、解約したいクレジットカードを用意したうえで連絡しましょう。

会員専用サービスで解約する

カード会員専用のアプリやウェブサイトで退会手続きができる場合もあります。カード会社のウェブサイトで解約手続きについて確認してみましょう。

窓口で手続きをする

実店舗があるカード発行会社では、店内の窓口で解約手続きができる場合があります。本人確認ができる身分証明書が必要になるので、解約するクレジットカードのほか、免許証やマイナンバーカードなども持参しましょう。

不要なクレジットカードを解約するメリット

使わないクレジットカードを持っている場合は、解約すると以下3つのメリットが得られます。

  • 年会費を削減できる
  • 紛失や不正利用のリスクを軽減できる
  • カードの管理がしやすくなる

年会費を削減できる

年会費が有料のクレジットカードを利用している場合、解約もしくは無条件で年会費無料になるクレジットカードに切り替えることで年会費を節約できます。

一定金額以上を使わないと年会費がかかるクレジットカードを、年会費を無料にするために買い物をしているのであれば、解約することで家計の節約にもつながるでしょう。

紛失や不正利用のリスクを軽減できる

普段持ち歩かないカードは外出時に紛失するリスクは少ないですが、不正利用される可能性はゼロではありません。

普段使わないカードは明細を見る機会も少ないため、不正に気づきにくい可能性もあります。不正利用の場合、条件を満たせば補償の対象になることもありますが、リスクを減らすために解約する選択肢もあります。

JCBでは紛失による不正利用の補償は届出日の60日前からになります。60日を超えると補償されない場合があるため、不正利用に気付かない可能性があるクレジットカードは解約したほうが安心です。

カードの管理がしやすくなる

仕事用やプライベート用、家庭での共有用など、利用目的の異なるクレジットカードを複数持っていると、カードの管理が複雑になります。カードの枚数を減らすと、確認が必要な明細も減り、支出の管理がしやすくなるでしょう。

新たなクレジットカードを作るならJCBカードがおすすめ!

今使っているカードを解約して、新しいクレジットカードを作りたいと考えている人には、高いポイント還元を受けられる「JCBカード」がおすすめです。

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JCB カード Wは高校生を除く18~39歳限定で申し込める、年会費が永年無料のクレジットカードです。39歳までに入会しておけば、40歳以降も年会費が永年無料で利用できます。コストを抑えておトクにクレジットカードを利用したい方にぴったりです。

JCB カード Wは、JCBカードのなかでも特にポイント還元率が高いのが特徴です。国内・海外のどこで利用しても、Oki Dokiポイントが2倍たまります。JCBオリジナルシリーズパートナーで利用すればさらにポイントが高還元になり、おトクに買い物ができます。

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  • 1 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGiftが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。
  • 2 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
  • 3 一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。日本国内に限ります。
  • JCB カード Wを利用するとカード特典の+1倍が加わるため、上に記載のポイント倍率が適用されます。
  • 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。

ポイント倍率は2024年9月時点の情報です。
事前にポイントアップ登録が必要です。優待店により特典・条件等が異なります。最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。

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たまったポイントは他社ポイントやマイルに移行できるほか、1ポイント3円でキャッシュバックも可能です。Amazon.co.jpでの買い物では、ポイントの移行手続きをすることなく、1ポイント3.5円分で利用できます。

  • Amazon、Amazon.co.jp、Amazonパートナーポイントプログラムおよびそれらのロゴは、Amazon.com,Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
  • ポイント移行商品などの申し込み可能ポイントは商品により異なります。

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JCB カード Sは、18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上の方が申し込みできます。

年会費は永年無料なので、初めてのクレジットカードや2枚目のクレジットカードにおすすめです。

JCB カード Sは年会費が無料なうえに、充実した優待サービスがついています。「JCB カード S 優待 クラブオフ」は、国内外20万ヵ所で利用できる割引優待サービスです。グルメ、レジャー、映画館やカラオケなどのエンタメ、ホテル、テーマパークなどで割引を受けることができます。

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不要なクレジットカードでも解約のタイミングを選ぼう

不要なクレジットカードを解約すると、年会費の支払いが減り、カード管理が楽になりますが、ポイントの失効や未払い代金の一括請求される可能性があります。不要なクレジットカードであっても、いつ解約するべきかタイミングを選ぶことも大切です。

またクレジットカードはショッピング利用以外にも、さまざまな付帯サービスを利用できます。今後活用できる機会がないかを確認しておくことも大切です。

よくある質問

クレジットカードを解約するおすすめのタイミングはありますか?

クレジットカードの解約のタイミングは基本的にはいつでも問題ありません。年会費が有料のクレジットカードの場合は、年会費を支払う前のタイミングがおすすめです。

解約をしたほうがいいクレジットカードはありますか?

年会費が有料のクレジットカードで、使用頻度が少なく、付帯サービスなどもほとんど利用していない場合は、解約を検討したほうがよいかもしれません。また、年会費が無料でも何年も使用していないカードは、不正利用などのリスクを減らすために解約する選択肢もあります。

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監修者 高柳政道
【監修者】

氏名:高柳政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級

一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。

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