自分にぴったりのクレジットカードをつくる
ステータスの高いクレジットカードの特徴とは?必要性や年会費・特典を解説
更新日:2024年3月29日
ステータスの高いクレジットカードは、一般的なグレードのクレジットカードよりも特典や優待サービスが充実していることが特徴です。その分、年会費が高額な傾向がありますが、特典を有効活用することで年会費以上のメリットを得られます。
ステータスの高いクレジットカードの発行には、カード会社からの招待が必要なものもありますが、申し込み後、審査に通過すれば所有できるものもあります。カードのグレードごとの特徴も踏まえたうえで、申し込みを検討してみましょう。
この記事でわかること
- ステータスの高いクレジットカードの特徴
- ステータスの高いクレジットカードのメリット・デメリット
- ステータスの高いクレジットカードが役立つシーン
目次
クレジットカードのステータスとは
クレジットカードのステータスとは、一般的にグレード(ランク)のことを指します。グレードとは、一般(スタンダード)、ゴールド、プラチナ、ブラックといったものであり、ランクが高いほどステータスが高く、年会費や審査の難易度も上がっていく仕組みです。
クレジットカードは、グレードの高さによって年会費や特典などが異なります。それぞれの特長と、対応するJCBカードの例を見てみましょう。
グレード(ランク) | 特徴 | 対応するJCBカード |
---|---|---|
一般(スタンダード) |
|
JCB カード S JCB カード W |
ゴールド |
|
JCBゴールド |
プラチナ |
|
JCBプラチナ |
ブラック |
|
JCB ザ・クラス |
ステータスの高いクレジットカードは、上表のなかでもグレードがゴールド以上のカードを指すことが一般的です。ステータスの高いカードは、特典や補償が充実している傾向があり、限られた人しか持つことのできない招待制のカードも存在します。
ステータスの高いクレジットカードの特徴
ステータスの高いクレジットカードは、一般グレードのカードとどのような点が違うのか、特徴を見ていきましょう。
年会費が高額
ステータスの高いクレジットカードは、一般グレードのカードと比較して年会費が高額な傾向があります。
ゴールドカードは、年会費が3,000~10,000円といった価格帯が多いほか、「初年度のみ年会費無料」「年間利用額によって無料」といった条件を設けているケースもあります。
プラチナカード以上のステータスカードは、年会費が20,000円以上や30,000円以上になる場合も多いです。
ステータスが高いほど年会費が高額になるため、カードを発行するか悩むポイントにもなります。申し込みを悩む場合は、年会費に対して、どのようなメリットを得られるかを確認するとよいでしょう。
特典が豊富
ステータスの高いクレジットカードは、年会費が高額である分、特典や優待サービスが充実しています。具体的には、以下のようなサービスを受けられます。
- 空港ラウンジを利用できる
- プライオリティ・パスを無料で利用できる
- 宿泊施設や飲食店の優待サービスを受けられる
- 会員限定のキャンペーンに応募できる
- コンシェルジュサービスを利用できる
- 会員限定のプレゼントを受け取れる
- 国内外の旅行傷害保険の補償額が高い
旅行や出張の際に空港ラウンジを利用できることは、ステータスの高いクレジットカードを持つ魅力のひとつです。プラチナカード以上のステータスのカードであれば、世界中の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスが付帯している場合も多いです。
利用可能枠(限度額)が高額
ステータスの高いクレジットカードは、ショッピングなどで利用できる金額の上限が一般グレードのカードよりも高額に設定されています。利用可能枠(限度額)は、カード所有者の年収や信用情報をもとに審査で決まるため、ステータスの高いクレジットカードほど限度額も高い傾向にあります。
利用可能枠の上限が高いと、高額な買い物をしても限度額を超えることは少なくなるでしょう。限度額を気にせずに使えることは、クレジットカードで買い物をする頻度が多い場合にメリットです。
クレジットカードの限度額とは?仕組みと増枠する方法を解説
ポイント還元率が高い
ポイント還元率とは、クレジットカードの利用代金に対して何円相当のポイントが付与されるかを示す数字です。クレジットカードのステータスが高いほど、ポイント還元率も高い傾向があります。
ポイント還元率が高ければ、クレジットカードのポイントがたまりやすくなります。たまったポイントは、他社のポイントに交換して買い物に利用するなどして、おトクに活用できるでしょう。
ポイント還元率の高いクレジットカードの選び方
付帯保険が充実
クレジットカードには、旅行中のトラブルに備えられる「旅行傷害保険」をはじめ、さまざまな保険が付帯しています。ステータスの高いクレジットカードには、「航空機遅延保険」や「ショッピングガード保険」などが付帯しており、補償金額が高額であることが特徴です。
一般グレードのカードのなかにも、旅行傷害保険が付帯される年会費無料のクレジットカードがあります。ただし、日本国内での旅行に関するケガやトラブルは対象とならない場合があるなど、ステータスが高いカードと比べて補償内容は劣ります。
ゴールドカード以上のステータスカードなら、付帯保険の補償内容や金額が充実しているため、旅行や出張時の万が一のトラブルに備えられるでしょう。
クレジットカード付帯の保険を徹底解説!補償内容と使い方とは?
デザインがスタイリッシュ
ステータスの高いクレジットカードには、ゴールドやブラックなどの高級感のあるカラーや、スタイリッシュなデザインのものが多いです。
好みにもよりますが、「かっこいいクレジットカードを持ちたい」「ステータスの高さをさりげなくアピールしたい」といった方も、洗練されたデザインのカードを所有できるでしょう。
デザインで選ぶクレジットカード!おしゃれでおトクなJCBカード
ステータスの高いクレジットカードのメリット
ステータスの高いクレジットカードを持つと、以下のようなメリットを得られます。
- 社会的地位を証明できる
- 使い方次第で年会費以上の特典を受けられる
社会的地位を証明できる
ステータスの高いクレジットカードは審査基準が高く、申し込みをしても誰もが持てるものではありません。だからこそ、ステータスの高いカードは、社会的地位や支払い能力の高さを証明できるものでもあります。
この傾向は日本よりも海外のほうが強いといわれており、海外のホテルでは、チェックインの際にクレジットカードの提示を求められることもあります。
旅行や出張で海外に行く際には、高いステータスのカードを持っていくことで、質の高いサービスを受けられることも期待できるでしょう。
使い方次第で年会費以上の特典を受けられる
ステータスの高いクレジットカードには、レストランを無料や特別価格で楽しめたり、高級な宿泊施設を割引価格で利用できたりと、多くの特典があるのも魅力です。これらのサービスを有効活用することで、年会費以上の特典を受けられる場合があります。
利用できる特典や優待サービスは、クレジットカードの種類やサービスの実施期間などにより異なります。会員専用アプリやウェブサイトなどで確認できるので、定期的に確認することがおすすめです。
ステータスの高いクレジットカードのデメリット
ステータスの高いクレジットカードを申し込む前に、以下2つのデメリットも確認しておきましょう。
- 年会費の負担が大きい
- 通常のクレジットカードよりも審査基準が高い
年会費の負担が大きい
ステータスの高いクレジットカードは、年会費が高額になるため、付帯する特典や優待サービスの利用頻度によっては、年会費が負担になるかもしれません。
高額な年会費を支払うのであれば、ステータスの高いクレジットカードにしかない特典を積極的に活用することがおすすめです。なかには、家族カードを無料で発行できるものもあるので、家族で特典を利用するのもよいでしょう。
ステータスの高いクレジットカードを上手に活用するには、カード会員専用アプリやウェブサイトを定期的に確認して、おトクな情報を見逃さないようにすることが大切です。キャンペーンへの応募や割引、優待サービスを活用することで、年会費以上のメリットを受けられます。
また、ポイント還元率の高いカードであれば、普段の買い物や光熱費などの定期的な支払いに使うことでポイントがたまります。ポイントをためて有効活用することで、年会費以上のメリットを感じられるでしょう。
通常のクレジットカードより審査基準が高い
ステータスの高いクレジットカードは、一般的なクレジットカードよりも審査基準が高く、人によっては審査通過が難しい可能性があります。年収や年齢などの明確な審査基準は明かされていませんが、一般的なカードよりもゴールドカード、ゴールドカードよりプラチナやブラックカードの審査は厳しくなる可能性が高いでしょう。ステータスの高いクレジットカードほど限度額が高いので、利用した金額分を問題なく支払いできるか見極めるために、審査の基準は高くなると考えられます。
また、クレジットカードを初めて持つ方は審査に通りにくいことも考えられます。まずは一般グレードのカードを申し込み、利用実績を重ねてから、ステータスの高いクレジットカードに申し込むことも選択肢のひとつです。
また、クレジットカードによっては、申込対象者が20歳以上からなど、年齢制限を設けていることもあります。まずは申込対象者に該当するかを確認したうえで、申し込みを検討してみましょう。
クレジットカードの審査基準とは?発行までの時間や必要書類を解説
ステータスの高いクレジットカードが役立つシーン
ステータスの高いクレジットカードは以下のようなシーンで役立ちます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
旅行や出張へ行くとき
ステータスの高いクレジットカードは旅行に関する特典や補償が充実しているので、旅行や出張に行く際に役立ちます。旅行傷害保険や航空機遅延保険といった、旅行時のトラブルに備えられる保険は、一般グレードのカードよりも補償金額が高く、5,000万~1億円など高額であることも特徴です。
航空機を利用する方であれば、ステータスの高いクレジットカードを持つことで空港ラウンジが利用できる点も魅力です。プラチナカード以上のステータスカードであれば、世界148の国や地域、600の都市で1,500ヵ所以上の空港ラウンジ等を無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯しています。(※)
このように、付帯しているサービスを存分に活用することで、旅行や出張を便利にしたり、さらに楽しめたりなど、大きなメリットを得られるでしょう。
- 2023年5月時点の情報です。
- 本サービスはお申し込みが必要です。家族会員は申し込めません。
高額な買い物をするとき
クレジットカードはステータスが高いほど限度額が大きい傾向があるので、ステータスの高いカードがあれば限度額をあまり気にすることなく買い物ができます。
たとえば、急に家電が壊れて買い替えが必要になったときや、家の補修をしたとき、車の修理をしたときなど、突発的に高額な支払いが必要になった際に便利です。
クレジットカードの限度額に余裕があれば、普段の買い物や定期払いのほかに大きな出費があったとしても、限度額を超えて支払いができなくなる事態を避けやすくなります。
大切な人と特別な時間を過ごすとき
家族や友人、恋人などと食事や旅行を楽しみたい日にも、ステータスの高いクレジットカードの特典やサービスが役立ちます。
たとえば、コンシェルジュサービスで「どんなシーンでどんな人と食事を楽しみたいのか」を相談して、シーンにあう飲食店を探してもらうのもよいでしょう。自分でお店を探す時間がないときや、特別な時間をどう過ごすか悩んだときにも活用できます。
また、旅行プランを考えたり、航空機などのチケットを手配したりできるほか、プレゼント選びの相談や手配を依頼することも可能です。
ステータスの高いクレジットカード特典の例
ステータスの高いクレジットカードに付帯する特典を活用することで、年会費以上のサービスや特別感を受けられる可能性があります。
ステータスの高いクレジットカードを検討している方は、具体的にどのような特典があるかを確認してみましょう。
飲食店・宿泊施設の優待サービス
クレジットカードと提携する飲食店や宿泊施設では、会員限定の優待プランやポイントがより多く獲得できるサービスを付帯しています。
家族など大切な人と過ごすときや記念日に、クレジットカードに付帯する優待サービスを活用すれば、いつもよりも特別な時間を楽しめるでしょう。
JCBプレミアムサービスでは、次のようなサービスが利用できます。
ここで紹介したサービスは一例ですが、JCBカードにはさまざまな優待があります。
国内外で利用できる空港ラウンジサービス
ステータスが高いクレジットカードには、国内の主要空港だけではなく、海外の国や地域の空港ラウンジを利用できるサービスを付帯しています。
「プライオリティ・パス」や「ラウンジ・キー」を付帯しているクレジットカードであれば、海外の国や地域の空港ラウンジが利用できるため、航空機を待つ時間をゆっくりと過ごせます。
JCBカードで空港ラウンジサービスを付帯するクレジットカードは、こちらの通りです。
サービス名称 | JCBカード |
---|---|
プライオリティ・パス |
JCBゴールド ザ・プレミア(招待制) JCBプラチナ JCB ザ・クラス(招待制) |
ラウンジ・キー |
JCBゴールド JCBゴールド ザ・プレミア(招待制) JCBプラチナ JCB ザ・クラス(招待制) |
空港ラウンジサービス |
JCBゴールド JCBゴールド ザ・プレミア(招待制) JCBプラチナ JCB ザ・クラス(招待制) |
コンシェルジュサービス
コンシェルジュサービスとは、飲食店や宿泊施設のリサーチ、公共交通機関などのチケット手配、ゴル場の提案・予約などをしてくれる秘書のようなサービスです。
JCBカードに付帯する「コンシェルジュデスク」は、日常生活はもちろん、旅行や特別な日などあらゆるシーンをサポートします。24時間365日、無料で相談できるため、旅行・出張中の相談もできます。
注意点として、コンシェルジュサービスで予約をしたサービスなどの決済に、そのクレジットカードでの支払いが必要になるケースも多いです。
コンシェルジュサービスを利用する際には、カードに付帯しているかを確認したうえで、利用条件も把握しておきましょう。
JCBカードであれば、JCBプラチナ、JCB ザ・クラスに付帯しています。
JCBおすすめのステータスが高いクレジットカード
券面 |
JCBゴールド |
JCBゴールド ザ・プレミア |
JCBプラチナ |
JCB ザ・クラス |
---|---|---|---|---|
年会費(税込) | 11,000円(初年度無料)(※1) | 11,000円+JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費5,500円(税込)(※4) | 27,500円 | 55,000円 |
申し込み対象年齢 | 20歳以上 | 20歳以上 (招待制) |
20歳以上 | 25歳以上 (招待制) |
旅行傷害保険 (死亡・後遺症の場合)(※2) |
海外 最高1億円 国内 最高5,000万円 |
海外 最高1億円 国内 最高5,000万円 |
海外 最高1億円 国内 最高1億円 |
海外 最高1億円 国内 最高1億円 |
ショッピングガード保険(※3) | 海外 年間最高500万円 国内 年間最高500万円 |
海外 年間最高500万円 国内 年間最高500万円 |
海外 年間最高500万円 国内 年間最高500万円 |
海外 年間最高500万円 国内 年間最高500万円 |
- 1 オンライン入会の場合のみ。お切り替えの方は初年度年会費無料の対象となりません。
- 2 保険の適用には条件があります。詳しくは、旅行傷害保険の適用条件をご確認ください。
- 3 1事故につき自己負担額3,000円
- 4 年間100万円(税込)以上のショッピング利用でサービス年会費5,500円(税込)が無料
JCBゴールド
JCBゴールドは、JCBブランドの安心感・信頼感に加えてステータスの高さが魅力のゴールドカードです。WEB明細サービス「MyJチェック」に登録し海外利用をすると還元率が2倍になるほか、国内外の旅行傷害保険が充実しています。また、国内の主要空港、およびハワイ ホノルルのラウンジを無料で利用できるなど、国内旅行や出張が多い方に最適です。
またJCBゴールドを保持していれば、一定条件を満たした方限定でワンランク上のサービスが受けられる「JCBゴールド ザ・プレミア」への招待が届きます。クレジットカードを育てて、今後さらにステータスの高いカードを持ちたい方にもおすすめです。
JCBプラチナ
JCBプラチナは、20歳以上(学生を除く)が申し込みできる年会費27,500円(税込)のカードです。
レストランのコースメニューが1名様分無料になる「グルメ・ベネフィット」や、世界の空港ラウンジ等を無料で利用可能な「プライオリティ・パス」、24時間・365日利用可能な「プラチナ・コンシェルジュデスク」など、プラチナカードならではのサービスが付帯しています。
JCBプラチナを利用して一定の条件を満たすと、JCB最高峰のブラックカード「JCB ザ・クラス」の招待が届く可能性があります。将来的にブラックカードを持ちたい方は、JCBプラチナを検討してみましょう。
プラチナカードとは?年会費や限度額と所有するメリットを解説
JCBゴールド ザ・プレミア(招待制)
JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールドを利用し、条件を満たした方を対象としたインビテーション(招待制)のゴールドカードです。招待条件は、JCBゴールドのショッピングご利用合計金額(集計期間:12月16日~翌年12月15日)が2年連続で100万円(税込)以上もしくは1年で200万円(税込)以上であることで、会員専用WEBサービス「MyJCB」に登録し、招待メールが届いた方のみ申し込み可能です。
- 1年で200万円(税込)以上利用は2023年12月16日集計分より対象
JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールドよりも特典が豊富にあります。JCBプラチナに付帯しているプライオリティ・パスや、全国にある上質なホテルをご予約時点のお値打ち価格をはじめとした豊富なプランでご用意しているJCBプレミアムステイプランなどが付帯しています。
JCB ザ・クラス(ブラックカード)
JCB ザ・クラスは、JCBのなかで最もステータスの高いクレジットカードです。限られた方が持つことのできる招待制のカードであり、明確な招待基準は非公開とされています。なお、JCBゴールド、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナを利用している方のなかから、一定の条件を満たした方が対象です。
JCB ザ・クラスの年会費は55,000円(税込)。旅の手配や予約などのサポートを受けられるコンシェルジュデスクをはじめ、グルメ・ベネフィット、プライオリティ・パスなどが付帯しています。
ザ・クラス メンバーズ・セレクションでは、年に一度JCB ザ・クラス会員だけにお好きな商品をひとつ無料でプレゼントする特別なサービスも用意しています。
ブラックカードとは?年収など持つための条件と年会費・招待の受け方を解説
ステータスカードを持つための条件
ステータスの高いクレジットカードを持つための条件は、カード会社やカードの種類によっても異なりますが、主に以下の条件が設けられています。
年収などカード会社が定める基準を満たしている
申し込みできるクレジットカードの場合、一般グレードのカードと同様に、申し込み後審査に通過するとカードが発行されます。
審査基準は明かされていませんが、年収や信用情報など、さまざまな要素で総合的に審査され、カード会社の判断により発行できるかどうかが決まります。そのため、ステータスカードを発行するには、まずは申し込みをして審査を受ける必要があります。
インビテーション(招待制)のクレジットカードもある
ステータスの高いクレジットカードのなかには、自ら申し込んで発行できるものだけではなく、カード会社からの「インビテーション(招待)」がなければ入会できないものもあります。
特に、プラチナカードやブラックカードのようなステータスの高いカードは、インビテーション(招待制)を導入していることが多いです。
招待をもらうための明確な基準は明かされていないことがほとんどです。インビテーション(招待制)のカードを持ちたい方は、招待不要のカードをショッピングなどで利用しながら招待を待つことになります。
ステータスとコストパフォーマンスを比較してクレジットカードを選ぼう
ステータスの高いクレジットカードには多くのメリットがありますが、ただ持っているだけではおトクさは少ないため、特典や優待サービスを活用することが大切です。
ステータスを重視してクレジットカードを選ぶなら、年会費以上の特典やサービスを受ける使い方をすることがおすすめです。クレジットカードの特典を使える場面は、ビジネスシーンに限らず、宿泊施設やレストラン、旅行などプライベートでも多数あります。
もちろん、社会的地位やステータスの高さに満足感を得るために、ステータスの高いカードを所有するのもよいでしょう。
今回紹介した特徴やメリットを見て、「使いこなせるかわからない」といった不安がある方は、まずは年会費無料でポイントがたまりやすいカードも検討することもひとつです。
ステータスとコストパフォーマンスを比較したうえで、クレジットカードを選びましょう。
よくある質問
-
ステータスの高いクレジットカードの必要性を教えてください
-
ステータスの高いクレジットカードは、一般グレードのカードと比較して特典や優待サービスが充実しています。付帯する特典を有効活用できる方にとっては、年会費以上のメリットを得られます。
とくに、旅行に関する補償やサービスが豊富にあるので、旅行や出張の機会がある方は、必要性を感じやすいでしょう。
-
学生でもステータスの高いクレジットカードを作ることはできますか?
-
カードの種類によっては、学生が作成できるものもあります。まずはクレジットカードの申込対象者を確認し、学生が申し込みできるか、年齢の条件を満たしているか確認してみましょう。
なお、18歳未満の方や高校生の場合は、ステータスを問わずクレジットカードを作ることができません。
-
20代でもステータスの高いクレジットカードを作ることはできますか?
-
20代でもステータスの高いクレジットカードを作ることができます。ただし、クレジットカードの種類によっては、25歳以上といった年齢制限を設けていることもあるので、申し込み条件を確認してみましょう。
また、JCBの「JCB GOLD EXTAGE」のように、20代向けのゴールドカードなどもあります。20代向けのゴールドカードは、一般的なゴールドカードと比較して年会費がリーズナブルなものもあるので、検討してみましょう。
-
年会費無料のゴールドカードはありますか?
-
ゴールドカードの場合「年会費永年無料」は多くはありません。なかには、「初年度年会費無料」「年間◯万円以上利用で翌年度の年会費無料」のように、条件を満たせば無料になるケースもあります。
-
ステータスカードを持つためにはどうすればいいですか?
-
ステータスカードでも、招待制のカード以外であれば、一般グレードのクレジットカード同様の申し込みが可能です。ただし、ステータスカードは一般グレードのカードよりも審査が厳しい傾向があるので、審査に通過するか不安な方は、まず一般グレードのクレジットカードから使い始めるのもよいでしょう。
ステータスの高い1枚を
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プラチナカードならではのサービスが充実
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
- 【監修者】
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氏名:高柳政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。
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