自分にぴったりのクレジットカードをつくる
クレジットカードのランクは4段階!特徴や審査の違い、ランクを上げる方法を解説
更新日:2023年12月8日
クレジットカードには、一般・ゴールド・プラチナ・ブラックの4つのランクが存在します。ランクにより利用可能枠(限度額)や付帯サービス、年会費が異なるため、ランクによる特徴を理解し、自分のニーズにあったカードを選ぶことが大切です。
ただし、ランクの高いカードを持つには、審査が必要です。将来的にランクの高いカードを持ちたい方は、所有しているクレジットカードの支払い遅延に注意したうえで、利用実績を積み重ねていきましょう。
この記事でわかること
- クレジットカードのランクとは
- クレジットカードのランクを上げる方法
- クレジットカードのランクを上げるメリット・デメリット
目次
クレジットカードにある4つのランク
クレジットカードのランクとは、クレジットカード自体の社会的信用や価値を示すものです。「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」の4段階に分かれており、ランクが上がるほどカードのステータス性も高まります。
ランクが高いカードほど付帯サービスが充実し、さまざまな割引や優待が受けられます。ただし、それに伴い、年会費や審査の難易度も高まる傾向があります。
一般カード|年会費無料で使えるものが多い
一般カードは、年会費が無料、または1,000円前後で利用できることが多いです。
コストをかけずに所有でき、ポイントもためられるためコストパフォーマンスがいいカードです。維持費をかけずにクレジットカードを持ちたい方や、クレジットカード初心者の方に向いています。
JCBでは「JCB カード S」「JCB カード W」「JCB カード W plus L」が一般カードに該当します。
ゴールドカード|旅行やグルメ、生活に関するサービスが充実
ゴールドカードは、空港ラウンジサービスや国内外の旅行傷害保険、グルメ関連の優待サービスなどが付帯したカードです。カードの種類にもよりますが、年会費は10,000円前後のものが多いです。
ゴールドカードには、自分で申し込みできるものと、招待(インビテーション)制のものが存在します。
出張が多いビジネスパーソンや旅行が好きな方、ステータスの高いカードを持ちたい方におすすめです。
JCBでは「JCBゴールド」「JCB GOLD EXTAGE」「JCBゴールド ザ・プレミア」がゴールドカードに該当します。なお、「JCBゴールド ザ・プレミア」は招待制のゴールドカードです。
プラチナカード|ハイクラスな優待サービスが豊富
プラチナカードは、空港ラウンジサービスや国内外の旅行傷害保険に加えて、レストランやホテルの優待やコンシェルジュサービスなどが付帯しています。
カードによっては、世界各国にある1,300ヵ所以上の空港ラウンジ等を利用できる「プライオリティ・パス」が付帯しています。
年会費は3〜5万円であることが多く、自ら申し込みできるものと、招待制のものがあります。優待サービスの内容もカード会社により異なるので、どのカード会社のプラチナカードを発行するか選ぶ際は重要なポイントになるでしょう。
JCBでは「JCBプラチナ」が該当します。
ブラックカード|招待制であることが多く最高位のステータスを持つ
ブラックカードは、クレジットカードのなかで最もランクが高いカードです。プラチナカードの特典に加え、ブラックカード独自の質の高いサービスが付帯しています。
たとえば、JCBのブラックカード「JCB ザ・クラス」の場合、年に一度、特別なプレゼントを受け取れたり、会員制や紹介制などの入店が難しい店舗を予約できたりします。
宿泊施設ではスイートルームを特別価格で利用することができるだけでなく、部屋のアップグレードも可能です。ブラックカードを持ち、これらのサービスを利用することで、日常から一歩抜け出した贅沢な時間を過ごせるでしょう。
ブラックカードの年会費は5〜10万円、なかには20万円以上のものも存在しますが、ブラックカードのサービスを利用することでその価値を充分に活かせます。
ブラックカードの多くは招待制ですが、すべてのカード会社がブラックカードを取り扱っているわけではありません。ブラックカードを持ちたい場合は、JCBなどの「ブラックカードを提供しているカード会社」のクレジットカードを利用しましょう。
ブラックカードとは?年収など持つための条件と年会費・招待の受け方を解説
クレジットカードのランクを上げる方法
所有しているクレジットカードのランクを上げたい場合、次の3つの方法があります。
ランクが高いクレジットカードに新規申込をする
ゴールドカードやプラチナカードのような、ランクが高いクレジットカードに新規で申し込み、審査に通過すればカードが発行されます。
ただし、ゴールドカードやプラチナカードの申し込みには、20歳、25歳以上といった年齢制限が設けられている場合もあります。条件を確認のうえ申し込みましょう。
所有しているクレジットカードのアップグレードを申し込む
現在所有しているクレジットカードに、ゴールドやプラチナなどの上位ランクが存在する場合、アップグレードの申し込みにより、高いランクのカードへ変更することが可能です。
ただし、必ずアップグレードの申し込みができるとは限りません。JCBの場合、「JCBオリジナルシリーズ」のカードであれば、「JCBゴールド」や「JCBプラチナ」へのアップグレードが可能です。
アップグレードを申し込み後、審査に通過すればランクの高いカードが発行されます。
カード会社から招待や案内を受ける
カード会社が定める一定の条件を満たすと、カード会社から「ゴールドカード」や「プラチナカード」へのアップグレードの案内が届くことがあります。
ただし、招待を受けたからといって必ずランクが上がるとは限りません。必要に応じて申し込みを行い、審査に通過する必要があります。
クレジットカードのランクを上げるコツ
クレジットカードのランクを上げるには審査のポイントを押さえておくことが大切です。審査基準は公開されていませんが、申込者の個人情報や信用情報(クレジットカードやローンの契約・申し込みに関わる履歴)が確認されるといわれています。
その点を踏まえたうえで、ランクを上げるコツを詳しく見ていきましょう。
支払い・返済に遅れない
利用代金やキャッシングサービス、各種ローンの利用時は、期日までに確実に返済することが重要です。
支払いや返済の遅延があると、信用情報に記録され、クレジットカードの審査結果にマイナスに影響する可能性があります。使用しているクレジットカードの締め日や引き落とし日を確認して、預金口座に十分な現金を入金しておきましょう。
利用実績を積み重ねる
クレジットカードの利用期間や利用金額が一定以上であると、審査にプラスの影響をもたらすことが考えられます。
普段の買い物や各種料金の支払いなどで積極的にカードを使用し、利用実績を積み重ねていきましょう。ただし、利用金額の支払いや返済に遅れないことが前提です。
クレジットカードのランクを上げるメリット
クレジットカードのランクを上げることで次の3つのメリットを得られます。
- ステータス性をアピールできる
- 充実したサービスを利用できる
- 利用可能枠(限度額)が大きい
ステータス性をアピールできる
ランクが高いクレジットカードは、一般カードと比較して社会的地位の高さを示せます。特に招待制のカードは持っている人が少なく、より高いステータスを感じられるでしょう。
また、ランクの高いカードの多くは高級感のあるデザインを採用しています。会食やビジネスシーンで利用することで、そのステータス性を効果的にアピールできるでしょう。
充実したサービスを利用できる
クレジットカードは、ランクが高いほど付帯サービスが充実していることが多いです。サービスの例を見てみましょう。
- 年に1度、豪華なプレゼントがもらえる
- 人気レストランのグルメが1名分無料になる
- 厳選されたグルメを割引価格で購入できる
- プライオリティ・パスで世界中の空港ラウンジが使える
- コンシェルジュサービスで旅の手配や予約・相談ができる
これらの特典はカード会社やクレジットカードの種類により異なりますが、宿泊施設やグルメ関連のサービスが多い傾向です。これらの特典を活用すれば、クレジットカードの年会費以上のメリットを得られるでしょう。
ランクだけでなく、自分のライフスタイルやニーズにあった特典やサービスを提供してくれるカードを選ぶことが大切です。
利用可能枠(限度額)が大きい
利用可能枠(限度額)とは、クレジットカードで利用できる利用可能上限を指します。ランクが高いクレジットカードは、一般カードよりも利用可能枠(限度額)が高く設定される傾向があるので、より多くの金額が利用可能です。
ただし、実際に適用される利用可能枠(限度額)は審査に基づいて決定されます。そのため、同じクレジットカードを持っていても、人によっては金額が異なる可能性があります。
クレジットカードの限度額とは?仕組みと増枠する方法を解説
監修者:高柳政道氏のコメント |
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クレジットカードは日常のショッピングや仕事での接待の会計時に、意外と周囲から見られているものです。年齢に見合うステータス性を示すなら、ゴールドやプラチナランクのクレジットカードに申し込んでみてはいかがでしょうか。一般的にランクが高いほど年会費が高くなる傾向にありますが、特典をフル活用すれば、むしろおトクに利用できるケースもあります。 |
クレジットカードのランクを上げるデメリット
ランクが高いクレジットカードにはメリットだけではなく、デメリットも存在します。デメリットを把握したうえで申し込みをすればカバーできることもあるので、事前に認識しておきましょう。
ランクが高いほど年会費が高額になる
ゴールドカードの年会費は1万円前後、プラチナカードは3~5万円など、ランクが高いほど年会費が高額になります。特典を利用しないで、単に買い物や支払いに使うだけの場合、年会費に見合ったサービスを活用できていないため「コストパフォーマンスが悪い」と感じることもあるでしょう。
このデメリットを解消するためには、カードの付帯サービスや特典を積極的に活用することが重要です。その結果、年会費以上の価値を実感できる可能性が高まります。
申込条件は厳しくなる傾向がある
クレジットカードを申し込む際、ランクに関わらず審査が行われますが、ランクが高いカードほど審査基準が厳しい傾向があります。
具体的な審査基準は公開されていませんが、ランクの高いカードは利用可能枠(限度額)が高いことから、年収などの基準も高いことが考えられます。そのため、「申し込みをしても審査に通らなかった」というケースもあるでしょう。
審査に通過できなかった場合、年収が増加したなど審査に有利な条件が整ったときに再度申し込むことを検討してみましょう。
クレジットカードの審査で確認されるポイントは?基準や発行までの時間を紹介
【ランク別】おすすめのJCBカード一覧
JCBカードは、どのランクのカードも共通して、「Oki Dokiポイント」がたまります。毎月のご利用合計金額1,000円(税込)ごとに1ポイント獲得でき、1ポイントは3~最大5円分相当(※)として利用できます。
ランク別で、おすすめのJCBカードを見ていきましょう。
- 最大還元率は「JCBプレモカード OkiDokiチャージ(1ポイントあたり5円分)」に交換した場合。交換商品により異なります。
- ポイント移行商品などの申込可能ポイントは商品によって異なります。
一般カード「JCB カード S」「JCB カード W」「JCB カード W plus L」
将来的にゴールドやプラチナ、ブラックといったランクの高いカードを保持したいなら、まずは一般カードを持つのがおすすめです。
JCBの一般カードには、「JCB カード S」「JCB カード W」「JCB カード W plus L」の3種類があります。
カード |
JCB カード S |
JCB カード W |
JCB カード W plus L |
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年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
特徴 |
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|
|
- 「JCBプレモカード OkiDokiチャージ(1ポイントあたり5円分)」に交換した場合。交換商品により還元率は異なります。
年会費無料で優待も充実「JCB カード S」
年会費無料で優待も充実している「JCB カード S」
JCB カード Sは、18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上の方が申し込みできます。
年会費は永年無料なので、初めてのクレジットカードや2枚目のクレジットカードにおすすめです。
JCB カード Sは年会費が無料なうえに、充実した優待サービスがついています。「JCB カード S 優待 クラブオフ」は、国内外20万ヵ所で利用できる割引優待サービスです。グルメ、レジャー、映画館やカラオケなどのエンタメ、ホテル、テーマパークなどで割引を受けることができます。
ほかにも、パートナー店での最大20倍のポイントアップ、旅行傷害保険やJCBスマートフォン保険をはじめとした各種保険も付帯しています。
新規入会限定のおトクなキャンペーンも実施中!
JCB カード W|JCBカードのなかでもポイント高還元
JCB カード Wは高校生を除く18~39歳限定で申し込める、年会費が永年無料のクレジットカードです。39歳までに入会しておけば、40歳以降も年会費が永年無料で利用できます。コストを抑えておトクにクレジットカードを利用したい方にぴったりです。
JCB カード Wは、JCBカードのなかでも特にポイント還元率が高いのが特徴です。国内・海外のどこで利用しても、Oki Dokiポイントが2倍たまります。JCBオリジナルシリーズパートナーで利用すればさらにポイントが高還元になり、おトクに買い物ができます。
- 1 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGiftが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。
- 2 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
- 3 一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。日本国内に限ります。
- JCB カード Wを利用するとカード特典の+1倍が加わるため、上に記載のポイント倍率が適用されます。
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
ポイント倍率は2024年9月時点の情報です。
事前にポイントアップ登録が必要です。優待店により特典・条件等が異なります。最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。
たまったポイントは他社ポイントやマイルに移行できるほか、1ポイント3円でキャッシュバックも可能です。Amazon.co.jpでの買い物では、ポイントの移行手続きをすることなく、1ポイント3.5円分で利用できます。
- Amazon、Amazon.co.jp、Amazonパートナーポイントプログラムおよびそれらのロゴは、Amazon.com,Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
- ポイント移行商品などの申し込み可能ポイントは商品により異なります。
JCB カード W plus L|「JCB カード W」に女性向けの特典が付帯
JCB カード W plus Lは、「JCB カード W」に加え、女性特有の疾病をサポートする「女性疾病保険」や、ホテルやコスメなどの優待・特典を受けられる「LINDA リーグ」サービスがついています。
申し込みは18~39歳限定で、性別は問いません。40歳以上になっても年会費無料で利用できます。
女性疾病保険は、通常の疾病に加えて女性特有の疾病による入院・手術費用がサポートされます。リーズナブルな料金で加入できるのがメリットです。
LINDAリーグの優待情報は毎月変わります。ホテルやグルメ、エンタメ施設を優待価格で利用できるほか、キレイを応援するアイテムのプレゼントなどさまざまです。こまめにチェックして、積極的に活用しましょう。
詳しくは、JCB公式のInstagramやWEBサイトを確認してください。SJ24-04989(2024/07/25)
【JCB公式】LINDAサービスのInstagramはこちら
ゴールドカード「JCBゴールド」「JCB GOLD EXTAGE」「JCBゴールド ザ・プレミア」
JCBのゴールドカードには「JCBゴールド」「JCB GOLD EXTAGE」「JCBゴールド ザ・プレミア」の3種類があります。いずれもゴールドカードではありますが、年会費や申し込み対象が異なります。
カード |
JCBゴールド |
JCB GOLD EXTAGE |
JCBゴールド ザ・プレミア |
---|---|---|---|
年会費 | 11,000円(税込) 初年度無料(※1) |
3,300円(税込) 初年度無料 |
JCBゴールドのカード 年会費11,000円/税込と別に、 JCBゴールド ザ・プレミアの サービス年会費が5,500円かかります。 (※2) サービス年会費は初年度無料 |
特徴 |
|
|
|
- 1 お切り替えの方は初年度年会費無料の対象となりません。
- 2 年間100万円(税込)以上のショッピング利用でサービス年会費5,500円(税込)が無料。
JCBゴールド|空港ラウンジサービス・旅行傷害保険が付帯
JCBゴールドは、JCBブランドの安心感・信頼感に加えてステータスの高さが魅力のゴールドカードです。WEB明細サービス「MyJチェック」に登録し海外利用をすると還元率が2倍になるほか、国内外の旅行傷害保険が充実しています。また、国内の主要空港、およびハワイ ホノルルのラウンジを無料で利用できるなど、国内旅行や出張が多い方に最適です。
またJCBゴールドを保持していれば、一定条件を満たした方限定でワンランク上のサービスが受けられる「JCBゴールド ザ・プレミア」への招待が届きます。クレジットカードを育てて、今後さらにステータスの高いカードを持ちたい方にもおすすめです。
JCB GOLD EXTAGE|20代限定のゴールドカード
JCB GOLD EXTAGEは、20代限定で発行できるJCBのゴールドカードです。年会費は3,300円(税込)と、JCBゴールドよりもリーズナブルですが、国内外の旅行傷害保険、ショッピングガード保険などの充実した保険が付帯しています。
国内の主要空港、およびハワイ ホノルルの国際空港内のラウンジサービスも付帯しており、「JCBゴールド」と比較するとコストパフォーマンスが高い点が魅力です。
20代でゴールドカードを持ちたい方は、JCB GOLD EXTAGEを検討してみましょう。
JCBゴールド ザ・プレミア|ワンランク上のゴールドカード
JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールド利用者のうち条件を満たした方だけを対象とした招待(インビテーション)制のゴールドカードです。JCBゴールドのサービスに、さらに充実した優待サービスがプラスされます。
招待を受けるための主な条件は、次のいずれかに該当することです。
- 利用合計金額が2年連続100万円(税込)以上
- 1年間で200万円(税込)以上ご利用の方
- 2025年の招待条件です。
JCBゴールドの年会費11,000円(税込)に加えて、JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費5,500円(税込)がかかりますが、年間100万円(税込)以上のショッピング利用でサービス年会費5,500円(税込)が無料になります。
JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールドよりも特典が豊富です。世界148の国や地域、600を超える都市にある約1,300ヵ所以上の空港ラウンジ等が追加料金なしで利用できる「プライオリティ・パス」や、全国にある上質なホテルの特別プランが利用できる「JCBプレミアムステイプラン」などが付帯しています。
ワンランク上のサービスを利用できるゴールドカードが欲しい方は、JCBゴールドの利用実績を積み重ね、JCBゴールド ザ・プレミアの招待条件の達成を目指しましょう。
プラチナカード「JCBプラチナ」
JCBプラチナは、20歳以上(学生を除く)が申し込みできる年会費27,500円(税込)のカードです。
レストランのコースメニューが1名様分無料になる「グルメ・ベネフィット」や、世界の空港ラウンジ等を無料で利用可能な「プライオリティ・パス」、24時間・365日利用可能な「プラチナ・コンシェルジュデスク」など、プラチナカードならではのサービスが付帯しています。
JCBプラチナを利用して一定の条件を満たすと、JCB最高峰のブラックカード「JCB ザ・クラス」の招待が届く可能性があります。将来的にブラックカードを持ちたい方は、JCBプラチナを検討してみましょう。
ブラックカード「JCB ザ・クラス」
JCB ザ・クラスは、JCBのなかで最もステータスの高いクレジットカードです。JCBゴールド、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナを利用している方のなかから、一定の条件を満たした方が招待を受けられます。しかし、明確な招待基準は非公開です。限られた方だけが持てる、憧れのクレジットカードだといえるでしょう。
JCB ザ・クラスの年会費は55,000円(税込)で、さまざまなサービスや特典がついています。たとえば、旅の手配や予約、レストランを探す際などに、最高級の提案を受けられるコンシェルジュデスクの利用などがあります。
さらに、JCB ザ・クラス限定のサービスには、たとえば次のようなものがあります。
サービス名 | サービス内容 |
---|---|
ザ・クラス メンバーズ・セレクション | 年に1度、厳選された商品をプレゼント |
ゴルファー保険 | ゴルフクラブの破損やケガ、ホールインワン・アルバトロス達成時の慣習として負担する費用の補償 |
一匙(ひとさじ) | 会員制・招待制のお店の予約 |
- 2023年10月時点の情報です。
これらのサービスのほか、ゴールドカードやプラチナカードに付帯しているサービスも利用できます。ブラックカードを持つことで、さまざまなシーンで特別なサービスを体験できるでしょう。
JCBカードをアップグレードする方法
すでにJCBオリジナルシリーズのカードを所有している方は、会員専用WEBサービス「MyJCB」から下の手順で「JCBゴールド」「JCBプラチナ」へのアップグレードを申し込むことができます。
- MyJCBにログイン
- トップ画面より「アップグレード」を選択
- 必要事項を選択して「申込確認画面へ」ボタンを押す
- 申込内容を確認して「申し込むボタン」を押す
- MyJCBから申し込みできない場合は、カード裏面に記載のカード発行会社までお問い合わせください。
よくある質問
-
クレジットカードのランクと年収に関係はありますか?
-
ランクと年収は関係があると予想できます。クレジットカードの申込条件には「安定継続収入のある方」といった記載があり、審査でも年収が確認されるためです。
特に、ランクが高いクレジットカードほど利用可能枠(限度額)は大きく、年収も重要な審査のポイントです。ただし、クレジットカードの審査基準は明かされていないので「年収◯万円でなければゴールドカードの審査に通過しない」といった明確な基準は把握できません。
-
クレジットカードのランクの順番を教えてください
-
一般・ゴールド・プラチナ・ブラックの順で、クレジットカードのランクが高くなります。
-
クレジットカードの最高ランクはどんなカードですか
-
最高ランクのクレジットカードは、ブラックカードです。一定の条件を満たした方への招待(インビテーション)制であることが多く、年会費は5~10万円、なかにはさらに高額なものも存在します。
旅行傷害保険はもちろん、プライオリティ・パスやコンシェルジュサービスが付帯していることも魅力です。そのほか、ブラックカード会員限定の特典もあります。
-
JCBカードでランクが上がる条件を教えてください
-
JCBオリジナルシリーズをご利用の方は、アップグレードのお申し込みが可能です。「MyJCB」から次の手順で申し込みできます。
- MyJCBにログイン
- トップ画面より「アップグレード」を選択
- 必要事項を選択して「申込確認画面へ」ボタンを押す
- 申込内容を確認して「申し込むボタン」を押す
-
JCBカードのランクを教えてください
-
JCBカードのランクは「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」の4段階です。
一般カードは「JCB カード S」「JCB カード W」「JCB カード W plus L」、ゴールドカードは「JCBカードゴールド」「JCB GOLD EXTAGE」「JCBゴールド ザ・プレミア」、プラチナカードは「JCBプラチナ」、ブラックカードは「JCB ザ・クラス」が該当します。
ハイステータスな1枚を
持ちたい方におすすめのカード
サービスも充実のJCBのスタンダードカード
プラチナカードならではのサービスが充実
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
(L2310557)
- 【監修者】
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氏名:高柳政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。
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