今すぐお金が必要なときは、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠を利用する方法で調達できる可能性があります。また、お金が必要になるのが1週間〜数ヵ月先のように緊急度が低い場合は、選択肢の幅が広がります。

この記事では、お金が必要なときの対処法と、それぞれのメリット・注意点を紹介します。お金が必要でもやってはいけない調達方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

今すぐお金が必要なときの対処法【借りる場合】

お金を借りる手段によっては、数日以上の日数がかかります。今すぐお金が必要な場合は、融資スピードが早いことが条件になります。

それぞれのメリットと注意点を見ていきましょう。

カードローンを利用する

カードローンとは、クレジットカード会社・信販会社・銀行などが提供する個人向け融資サービスのことです。申し込みの際に設定された利用可能枠（限度額）の範囲であれば、追加で借り入れできます。

カードローンには、クレジットカード会社・信販会社・消費者金融系のカードローンと、銀行系のカードローンがあります。クレジットカード会社・信販会社・消費者金融系のカードローンは最短即日で審査を行っている会社が多いので、緊急性が高いときに便利です。ただし、審査の結果お金を借りられない、あるいは、借りたい金額よりも利用可能枠（限度額）が低く設定される場合があるので注意が必要です。

また、カードローンには18歳以上であれば借り入れが可能なサービスもありますが、20歳以上であることが条件となる場合が多いです。

クレジットカードのキャッシング枠を利用する

クレジットカードには、買い物に利用するショッピング枠とは別でお金を借り入れできるキャッシング枠を付帯できます。

すでにキャッシング枠が付帯されているクレジットカードであれば、コンビニのATMやWEB申込で現金を得られます。設定されたキャッシング枠の範囲内であれば追加の借り入れも可能です。

ただし、キャッシングを利用するとその分ショッピング枠の利用可能額が減ってしまいます。たとえば、ショッピングが50万円の設定で、キャッシング枠を利用して10万円借り入れた場合、ショッピング枠は残り40万円になります。クレジットカードを買い物でも利用する場合は、バランスを見て利用しましょう。

利用しているクレジットカードにキャッシング枠が付帯されていない場合は、キャッシング枠の設定を申請し、審査に通過する必要があります。

家族や友人に借りる

周りに頼れる家族や友人がいるのであれば、お金を貸してもらえないか相談する選択肢もあります。

ただし、どんなに近しい間柄であっても「なぜ必要か」「何にいくら使うのか」「返済期間はどのくらいになるか」などをきちんと説明し、承諾を受けることが大切です。また、友人の場合は借り入れの相談をしただけで縁を切られてしまったり、後々トラブルになる可能性もあるので、まずは家族に相談したほうがよいでしょう。

依頼した際の条件を明確にするため、借用書を作成するのもよいでしょう。特に家族に借りる場合は、「贈与」と見なされ贈与税の支払いが発生する可能性があります。借用書があることでこういったリスクを避けられます。

身近な人だからこそ、依頼するときの姿勢や返済の仕方によっては今後の関係に影響があるかもしれません。丁寧に依頼したうえで、必ず約束した期限内に返済しましょう。

今すぐお金が必要なときの対処法【借りる以外】

お金が必要なときの対処法として「借りる」以外の方法も見ていきましょう。

自分の所持品を売ってお金にする

腕時計やジュエリーなどの貴金属、バックや財布などのブランド物、カメラやパソコンなど、自分の所持品を売ってお金にする方法です。リサイクルショップなどの実店舗で買取に出せば、多くの場合、当日中に査定金額を受け取れます。古着や本・CDなど、細かいものでも、たくさん買取に出せばその分お金を調達できるでしょう。

フリマアプリは手軽に出品できる点が魅力ですが、必ず売れるとは限りません。また、商品が売れてから入金までに数日かかるので、すぐにお金が必要な際には不向きな方法といえます。

即日払いのアルバイトをする

働いた日に給料がもらえる即日払いのアルバイトをするのもひとつの方法です。即日払いのアルバイトでは、基本的に働いた日の終わりに給料を受け取れます。ただし、必ずしも働いた現場で現金を受け取れるわけではありません。銀行振込やオフィスに出向いて受け取る場合もあるので、事前に給料の受け取り方法を確認しておきましょう。

また「日払い」は「働いた日数分を支払う」ということであり「即日払い」とは異なります。日払いでは、1ヵ月分の給与がまとめて月末などに払われることもあるので、すぐに現金が必要な場合は「即日払い」を選びましょう。

今すぐお金が必要でもやってはいけないお金の調達手段

急いでお金を調達したいと考えたときに、間違った方法でお金を得るとトラブルになる恐れがあります。お金を調達する手段のなかでも、次の3つの方法は避けましょう。

• 闇金
• 個人間融資
• クレジットカードの現金化

闇金

闇金とは、貸金業法の登録を受けていない貸金業者や、出資法で定められている上限金利（20.00％）を超える高金利で貸し付けを行う違法な業者を指します。

闇金は、実在業者の商号やロゴなどを不正使用したWEBサイトを作成するなど、悪質な方法で消費者に訴えかけています。「審査なし」「誰でも借りられる」などの条件で借り入れを促す業者は闇金である可能性が高いです。

闇金を利用すると、犯罪被害やトラブルに巻き込まれる危険性があるので、絶対に利用しないことが大切です。

貸金業法の登録を受けている貸金業者かどうかわからない場合は、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で業者名が掲載されているか調べてみましょう。

登録貸金業者情報検索サービス

個人間融資

個人間融資とは、面識のない個人間でお金を貸し借りすることです。WEBサイト上の掲示板やSNSなどでは、個人間での金銭の貸し借りを謳った書き込みが見受けられます。

個人間融資を行っている無登録業者にはルールがなく、法律で定められた金利の上限を超えた高い金利で貸し付けが行われる場合があります。正当な理由なく夜間や早朝に自宅を訪れたり、勤務先を訪問したりして、取り立てが行われるリスクがあります。

さまざまなトラブルの原因となるので、個人間融資は利用しないように注意しましょう。

クレジットカードの現金化

クレジットカードの現金化とは、クレジットカードで購入した品物を売却してお金を得る方法です。ブランド品や金券を購入して買取業者に売る「買取式」と、現金化を行う業者から安価な品物を購入し、現金をキャッシュバックしてもらう「キャッシュバック式」があります。

クレジットカード会社の規約では、現金化を目的としたカード利用は禁じられています。発覚した場合はクレジットカード会社から一括返済を求められる可能性もあり、リスクがある行為であることを覚えておきましょう。

【緊急度低め】お金が必要なときの対処法

お金が必要になるのが1週間〜1ヵ月程度先の場合は、アルバイトでお金を稼ぐ方法や、国や自治体の支援制度の利用も選択肢に入ります。銀行や信用金庫から融資を受けるといった、審査に日数を要する方法も選択できるでしょう。

アルバイトで稼ぐ

短期バイトや日雇いバイトは、内容によっては短期間で十分なお金を稼ぐことができます。

パソコンがある場合や、外で働くことが難しい場合は、クラウドソーシングサイトを利用して在宅でできる仕事を探すのもよいでしょう。

国や自治体の支援制度を利用する

日常生活が苦しいほどお金に困っているときは、国や自治体などの公的機関へ相談しましょう。

国や自治体が提供している支援制度には次のようなものがあります。

支援金を受け取る場合は書類の準備や審査が必要になるため、入金までに数ヵ月かかることがあります。

申請手続きに関してなど不明な点があれば、お住まいの市区町村の社会福祉協議会で相談できます。早めに公的機関へ相談し、解決策を見つけることが大切です。

銀行や信用金庫からの融資

銀行や信用金庫から受けられる融資で、個人向けフリーローンなどが利用できます。クレジットカード会社・信販会社・消費者金融のカードローンに比べて手続きや審査に時間がかかりますが、低金利で借りられるので、返済負担を軽減できます。

お金を借りる目的が明確であれば、自動車ローンや教育ローン、リフォームローンのように、目的に沿ったローンを利用するのもよいでしょう。

注意点として、銀行や信用金庫からの融資は審査が厳しい傾向があります。審査に通らなかった場合の手段も検討しておきましょう。

低金利（JCB比）かつスピーディにお金を借りるならJCBのカードローン「FAITH」

JCBのカードローン「FAITH」は、WEBからかんたんに申し込みできる入会金・年会費無料のカードローンです。コストをかけずに所有できるので、お金が必要なときのために持っておくと便利です。また、FAITHの融資利率（金利）はキャッシングリボ払いでも最大で12.50％です。JCBのクレジットカードのキャッシングリボ払いの金利（15.00～18.00％）と比べて低い金利で借り入れできます。

審査のスピードもFAITHの魅力のひとつです。審査は最短即日で完了します。契約後は、WEBまたは電話の申し込みによって最短数十秒で口座にお金が振り込まれる「キャッシング振り込みサービス」が利用でき、急ぎの借り入れにも便利です。

お金が必要な場合に備えたい人や、できるだけ早くお金を調達したい人は、FAITHの利用を検討してみましょう。

よくある質問

今すぐお金が必要なときはどうすればいいですか？

今すぐお金が必要なときの対処法としては次のような方法があげられます。

• カードローンを利用する
• クレジットカード付帯のキャッシング枠を利用する
• 家族や友人に借りる
• 自分の所持品を売ってお金にする
• 即日払いのアルバイトをする

特に、クレジットカード会社や信販会社、消費者金融のカードローンは、最短即日で審査が行われるため便利な方法です。

無職や専業主婦（主夫）でもお金の借り入れはできますか？

無職や専業主婦（主夫）の場合、借り入れが難しいのが現状です。貸金業者は、安定した職があり返済能力がある人に貸し付けを行っています。賃金業法の第13条でも「顧客の収入や資力、信用、借り入れの状況、返済計画などを調査しなければならない。」としており、これらの項目が審査で確認されます。

学生（高校生・大学生）で、今すぐお金が必要なときはどうすればいいですか？

基本的に学生はカードローンを利用できません。カードローンを取り扱う会社にもよりますが、20代以上でも学生は利用できないことが多いです。すぐにお金が必要であれば、次のような方法を検討しましょう。

• 不用品を売る
• アルバイトをする
• 学生向けの支援金・奨学金を利用する

審査なしで借りられるカードローンはありますか？

「審査なし」と謳っているカードローンは、正規カードローン会社を装った個人業者や闇金である可能性が高いです。違法に高い金利で貸し付けが行われたり、個人情報が悪用されたりする可能性があるので、急いでお金が必要であっても絶対に利用しないようにしましょう。

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