クレジットカードを便利に活用する
タッチ決済とは?クレジットカード・スマホでの支払い方法と伝え方
更新日:2023年3月24日
タッチ決済とは、決済端末にカードやスマホをかざすだけで支払いが完了する非接触型の決済方法です。レジでの支払いがスムーズになる便利な仕組みですが、利用したことがない方や、やり方がわからない方もいるでしょう。
タッチ決済の方法やメリット、知っておきたい注意点などを理解したうえで便利に活用していきましょう。
この記事でわかること
- タッチ決済の概要
- タッチ決済する方法
- タッチ決済を利用するメリット
- タッチ決済を利用する注意点
タッチ決済とは
タッチ決済とは、非接触型の決済方法であり、コンタクトレス決済(非接触型決済)とも呼ばれています。
タッチ決済を利用すれば、店舗のレジ端末にクレジットカードやデビットカード、スマホなどをかざすだけで支払いが完了します。1万円未満など少額の買い物であればサインや暗証番号は不要なので、支払いがスムーズになります。
タッチ決済が使える店舗
タッチ決済は、コンビニやショッピングモール、飲食店など、多くの店舗で利用できます。
JCBのタッチ決済が利用できる店舗の例を見てみましょう。
- セブン-イレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- イトーヨーカドー
- イオン
- マクドナルド
- 2023年2月時点の情報です。
クレジットカードのタッチ決済の場合、国際ブランドのマークと、「タッチ決済対応マーク」と呼ばれるタッチ決済対応を示すマークが目印です。
店舗にこのマークがあれば、国内に限らず海外の店舗でもタッチ決済を利用できます。昨今では、タッチ決済を採用したクレジットカードの発行枚数が増加しているため、今後も対応店舗は増えていくことが見込まれます。
タッチ決済に使えるカード・スマホ
クレジットカードやデビットカードの場合も、タッチ決済対応マークがあることが目印です。
ただし、スマホでタッチ決済する場合は、NFCを搭載した端末であることが前提です。
iPhoneは「Apple Pay」、Android(TM) は「Google Pay(TM) 」にクレジットカードを登録してタッチ決済するほか、電子マネーのアプリを使ってタッチ決済する方法があります。カード会社によっては対応できない場合があるので事前に確認しましょう。
Apple Pay、Google Pay の登録方法や詳しい設定方法は、こちらの記事をご覧ください。
タッチ決済する方法
ここでは、クレジットカードを利用したタッチ決済の方法を説明します。
まず、店舗がタッチ決済に対応しているかどうかを確認します。レジ付近に対応している支払い方法が記載されていることが多いですが、不明な場合は店舗のスタッフに確認してみましょう。
タッチ決済するときの伝え方
タッチ決済に対応している場合は会計時に「(国際ブランド)のタッチ決済で」と伝えます。
店舗のスタッフから指示があったら、レジの専用端末にカードをかざします。支払いOKの状態になると端末が光り、決済が完了すると音が鳴ったり、レジ画面に「支払い完了」が表示されたりします。
セルフレジや、ユーザーが自分でレジ端末を操作するタイプのレジであれば、店舗スタッフがいても「タッチ決済で」などと伝える必要はありません。決済方法で「クレジットカード」を選択して、端末にカードをかざしましょう。
タッチ決済のメリット
タッチ決済を利用するメリットには、次の2つがあげられます。
支払いがスムーズになる
タッチ決済は、お金を出したり、小銭を数えたりする必要がないので、現金に比べてスムーズに支払いできるのがメリットです。端末にカードをかざすだけなので、クレジットカードを決済端末に差し込む方法よりも時間を短縮できます。
決済がスムーズになることで、店舗が混んでいる時間帯や、自分自身が急いでいるときも支払いにおけるストレスが軽減できるでしょう。
タッチ決済限定の特典が受けられる
なかには、タッチ決済限定の優待が設けられているカードもあります。特典の有無や内容はカード会社により異なりますが、タッチ決済すると通常よりもポイント還元率が高くなったり、利用代金がキャッシュバックされたりすることがあります。
タッチ決済限定の特典を受ける場合、クレジットカードを差し込んだり、スライドさせたりする決済は対象とならないので注意しましょう。
タッチ決済をするときの注意点
ここでは、タッチ決済をするときに知っておきたい注意点を解説します。
一定額以上の支払いでは暗証番号が必要
タッチ決済で一定額以上の支払いをするときは、暗証番号が必要となることがあります。暗証番号を入力すれば問題なく利用できますが、あまり使わないからといって暗証番号を忘れないように注意しましょう。
カードやスマホを紛失すると悪用される可能性がある
少額の支払いで暗証番号を求められることはないため、万が一カードやスマホを紛失したときは、自分以外の人にタッチ決済されてしまう可能性があります。
カードを紛失した場合は、不正利用を防ぐためにも、すぐにカード会社に連絡して利用停止手続きを行いましょう。スマホを紛失した場合も、回線を停止したり、紛失モードにしたりするなど、第三者に不正利用されない対策が必要です。
クレジットカードが不正利用される原因と手口。被害を防ぐ対策と対処法
タッチ決済にも利用できるJCBのクレジットカード
JCBのクレジットカード「JCBカード W」「JCB カード S」は、タッチ決済に対応しています。JCBカードのタッチ決済の名称は「JCBコンタクトレス」といい、利用の際は「JCBのタッチ決済で」と伝えます。
また、クレジットカードの利用合計金額1,000円(税込)につき、JCBのポイントプログラム「Oki Dokiポイント」が1ポイントたまります。1回あたりの利用合計金額が1,000円未満であっても、毎月の利用合計金額に対して換算されるので、少額の利用でも効率よくポイントをためられる点が魅力です。
JCBカードは、最短5分でカード番号を発行できるので、ネットショッピングなどですぐに利用できます。
JCB カード W
JCB カード Wは高校生を除く18~39歳限定で申し込める、年会費が永年無料のクレジットカードです。39歳までに入会しておけば、40歳以降も年会費が永年無料で利用できます。コストを抑えておトクにクレジットカードを利用したい方にぴったりです。
JCB カード Wは、JCBカードのなかでも特にポイント還元率が高いのが特徴です。国内・海外のどこで利用しても、Oki Dokiポイントが2倍たまります。JCBオリジナルシリーズパートナーで利用すればさらにポイントが高還元になり、おトクに買い物ができます。
- 1 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGiftが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。
- 2 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
- 3 一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。日本国内に限ります。
- JCB カード Wを利用するとカード特典の+1倍が加わるため、上に記載のポイント倍率が適用されます。
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
ポイント倍率は2024年9月時点の情報です。
事前にポイントアップ登録が必要です。優待店により特典・条件等が異なります。最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。
たまったポイントは他社ポイントやマイルに移行できるほか、1ポイント3円でキャッシュバックも可能です。Amazon.co.jpでの買い物では、ポイントの移行手続きをすることなく、1ポイント3.5円分で利用できます。
- Amazon、Amazon.co.jp、Amazonパートナーポイントプログラムおよびそれらのロゴは、Amazon.com,Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
- ポイント移行商品などの申し込み可能ポイントは商品により異なります。
JCB カード S
年会費無料で優待も充実している「JCB カード S」
JCB カード Sは、18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上の方が申し込みできます。
年会費は永年無料なので、初めてのクレジットカードや2枚目のクレジットカードにおすすめです。
JCB カード Sは年会費が無料なうえに、充実した優待サービスがついています。「JCB カード S 優待 クラブオフ」は、国内外20万ヵ所で利用できる割引優待サービスです。グルメ、レジャー、映画館やカラオケなどのエンタメ、ホテル、テーマパークなどで割引を受けることができます。
ほかにも、パートナー店での最大20倍のポイントアップ、旅行傷害保険やJCBスマートフォン保険をはじめとした各種保険も付帯しています。
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よくある質問
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タッチ決済とはどのようなものですか?
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タッチ決済とは、国際ブランドが提供する非接触型の決済方法です。クレジットカードやスマホなどで利用でき、店舗の決済端末にカードやスマホをかざすだけで支払いが完了します。
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タッチ決済はどのような店舗で使えますか?
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店舗の決済端末に国際ブランドのマークと「タッチ決済対応マーク」があればタッチ決済が可能です。タッチ決済対応マークが見当たらない、対応しているかわからないときは、店舗スタッフに確認してみましょう。
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タッチ決済をするときの手順や伝え方を教えてください
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タッチ決済の方法は、カードもスマホも共通です。タッチ決済に対応しているかを確認し、店舗スタッフに「(国際ブランド)のタッチ決済で」と伝え、決済端末にカードやスマホをかざします。
決済方法を自分で選択するタイプのレジやセルフレジの場合は、支払い方法を伝える必要はありません。レジの決済画面で「クレジットカード」を選択して、カードやスマホを決済端末にかざします。
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- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
- Apple Payを利用するにはiOS 12.5.2以降が必要です。Apple Payに対応しているデバイスについてはhttps://support.apple.com/ja-jp/HT208531をご覧ください。
- Apple Payは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
- Google Pay は Google LLC の商標です。
- Google Pay のご利用には、Google ウォレット アプリのダウンロードが必要になります。
- Google ウォレットは Android 7.0 以降かつFeliCa搭載端末おサイフケータイ(R) アプリ 6.1.5以上で利用できます。
- 【監修者】
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氏名:高柳政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。
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