JCBデビットカード
JCBグループのカード会社およびJCBと提携した会社が発行し、会員の方(お客様)があらかじめ指定した金融機関口座から即時で利用額の引き落としを行うカード(※)です。
JCBクレジットカードの加盟店様は、特別なお申し込みなく取り扱いができます。
※金融機関では、売上確定の通知が到着するまで、引き落とした資金を一時的にお預かりしています。
JCBデビットカードの特徴・取り扱いのメリット
金融機関(カード発行会社)の口座を開設されている方であれば、保有できるカードです。
取り扱い方法や取り扱い条件は、従来のJCBクレジットカードと同様ですが、より幅広いお客様が利用できるため、貴店の売上アップが見込まれます。
JCBデビットカードについて
JCBデビットカードの種類とロゴマーク |
カード券面(一例)
JCBデビットカードの券面はカード発行会社により異なります。(上はイメージです。) |
ロゴマーク(一例)
カードの券面にJCBロゴマークと「DEBIT」という文字が表示されています。
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お取り扱い方法 | JCBクレジットカードのお取り扱いができるすべての端末機(POSシステム含む)にて、JCBクレジットカード同様にお取り扱いができます。 | |
お支払い方法 | 1回払いのみです。 | |
お取り扱い可能時間 |
原則、24時間利用できます。
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対象年齢 | JCBデビットカードは、カード発行会社によって発行対象年齢が異なりクレジットカード会員の基準より低い年齢の方に発行される場合があります。 |
ご利用から決済までの流れ
【1】~【7】カードの取り扱いから会員の口座振替まで
加盟店様にてJCBクレジットカードと同様に端末機で操作をした後、金融機関(カード発行会社)は会員の方の金融機関口座から利用額を振り替えます。
承認番号の取得と売上について
JCBと加盟店様との精算は、JCBクレジットカード同様に【6】の売上をもとに実施します。金融機関(カード発行会社)では、【1】~【7】による会員の方の金融機関口座からの振替額と売上額を比較します。
承認番号取得時の金額と売上額が一致しない場合、以下(2)、(3)の処理が自動で行われます。(【8】)
(1)承認番号取得時の金額と売上額が同じ
会員の方の金融機関口座からの振り替え、返金はありません。
(2)承認番号取得時の金額が売上額より小さい
差額が会員の方の金融機関口座よりさらに振り替えられます。
(3)承認番号取得時の金額が売上額より大きい
差額が会員の方の金融機関口座へ返金されます。
ご契約内容について
ご契約について
- JCBデビットカード取り扱い開始に際して、追加のご契約は不要です。
- 取り扱い方法・取り扱い条件・振込日はJCBクレジットカードと同様です。
加盟店手数料
- JCBデビットカードのお振り込みは、従来のJCBクレジットカード分に合算してお振り込みします。
- 明細表記についても「【JCBカード】1回払い分」に合算して表記されます。
- 手数料率・割引料率はJCBクレジットカードと同じです。
JCBデビットカードの取り扱いについて
JCBデビットカードは、JCBクレジットカードと同様にお取り扱いができます。
カードの取り扱い方法
店頭販売の場合
- カードの確認
JCBカードであることの確認をお願いします。 - 端末機の操作方法
JCBクレジットカードと同様の操作手順でお取り扱いが可能ですので、「クレジット」ボタンを選択してください。
お取り扱いができない場合は、お客様(JCBカード会員の方)へご利用いただけない旨をお伝えいただき、他の決済方法でお支払いいただくようご案内ください。
- J-Debitでのご利用と間違えないよう、ご注意ください。
- JCBデビットカードは「1回払い」のみお取り扱いが可能です。2回・リボ・分割・ボーナス払いは利用できません。
- カード券面に凹凸の打刻がないエンボスレスカードとなるため、手書きの売上票・売上集計表のお取り扱いができません。
通信販売の場合
JCBクレジットカードと同様に、お取り扱いが可能です。JCBクレジットカード取り扱い時と同様の手順で、通信販売決済システム等の設定・操作を行ってください。
- JCBデビットカードは「1回払い」のみお取り扱いが可能です。2回・リボ・分割・ボーナス払いは利用できません。
本人確認の取り扱い方法
店頭販売の場合
- 暗証番号
JCBクレジットカード同様にICカードでのお取り引きをお願いします。ICカードリーダーに差し込み、暗証番号(4桁)の入力をご案内ください。
- JCBデビットカードの暗証番号は、金融機関口座のキャッシュカードとは別の番号の場合があります。
通信販売の場合
- セキュリティコード
JCBクレジットカードと同様に、セキュリティコードによる本人認証が可能です。 - J/Secure(TM)
JCBクレジットカード同様に、J/Secure(TM)による本人認証が可能です。
J/Secureについて
- 金融機関(カード発行会社)によって、認証に対応していない場合があります。
ご注意事項
ICチップのないJCBデビットカードや、海外発行デビットカードでのお取り引きの場合は、端末機から出力された売上票の【カード会社用】の署名欄にお客様のサインをお求めください。
取り扱いのご注意事項と加盟店様へのご依頼事項
(1)すべての加盟店様へ
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承認番号の取得について
端末機(POSシステム含む)にて承認番号を取得している場合は、別途承認番号を取得する必要はありません。
- 誤った金額で承認番号を取得した場合、その金額が会員の方の金融機関口座から振り替えとなりますので、ご注意ください。
- 詳細は上の「承認番号の取得と売上について」をご確認ください。
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取消・返品が発生した場合について
承認番号取得後、取り引きがキャンセルとなった場合は、承認および売上の取り消しをお願いします。
端末機(POSシステム含む)で取り消し・返品を行う際は元取引の伝票番号をご入力ください。- 承認および売上の取り消しを行わなかった場合、会員の方の金融機関口座に返金がされませんので、ご注意ください。
- 金額を訂正する場合は、原則として元取引と同じ金額を取り消したうえで、再度正しい金額で承認番号の取得をお願いします。
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JCBデビットカードの利用制限について
加盟店様の業態等によっては、金融機関(カード発行会社)の意向によりJCBデビットカードのお取り扱いを制限する場合があります。
(2)POSシステムをご利用の加盟店様へ
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売上票および売上データへの承認番号の設定
売上票および売上データには、必ず承認取得を行った金額、承認番号の設定をお願いします。 -
取引の承認と売上の単位
1件の売り上げ対して承認番号は1件です。複数の取り引きの承認を1件の売り上げへ統合しないようお願いします。- なお通信販売で複数商品取引に対して1件の承認番号を取得し、商品発送単位で売上票および売上データが複数になる場合、いずれの売上票および売上データにも同一の承認番号の設定をお願いします。