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基礎知識

借金返済のコツと注意点。完済できないときの対処法も解説

公開日:2024年3月19日

借金返済のコツと注意点。完済できないときの対処法も解説

借金返済に追われて不安になっている人もいるのではないでしょうか。いつまで返済を続けなければならないのか、どうすれば早く返済できるか見通しが立たなければ、不安になるのも無理はありません。

まずは現状を把握し、完済に向けて行動することが大切です。借金返済のコツやNG行動、どうしても返済が困難になってしまったときの対処法まで詳しく解説します。返済のコツを掴み、できるだけ早く対処しましょう。

この記事でわかること

  • 借金返済に向けて最初にやるべきこと
  • 借金返済のコツ
  • 借金返済のためにやってはいけないこと

借金を返済したい人が最初にやるべきこと

借金をなるべく早く返済したいと考えているなら、現状把握をし、完済に向けてどのように返済していくかを計画することが大切です。返済を急ぐ前に、返済に遅れない・返済を忘れない・できる限り新たに借り入れをしないことを心がけましょう。

ここからは、完済に向けてやるべきことを順番に説明します。

借金を返済したい人が最初にやるべきこと

借入状況を把握する

まずは、現時点の借入状況を把握しましょう。借入状況の確認ポイントは、次の通りです。

  • 何社から借り入れしているか
  • 借入残高はどのくらいか
  • 金利と利息はどのくらいか
  • 毎月いくら返済しているか

もし自分の借入状況が分からない場合は、信用情報機関に情報開示を依頼するとよいでしょう。500~1,500円の手数料がかかりますが、WEBや郵送で、金融機関との契約内容や支払状況といった詳細な借入状況を把握できます。

収支を把握し固定費を見直す

収入と支出を把握し、無駄な支出がないか確認しましょう。特に、家計の支出の大部分を占める固定費は、一度見直すだけで大きな節約効果が期待できます

固定費の見直しポイントは、次の通りです。

光熱費
  • 契約会社を切り替える
  • プランを変更する
通信費
  • 契約会社を切り替える
  • スマートフォンを格安SIMに変える
保険
  • 保険会社を切り替える
  • 重複している補償や特約がないか見直す
サブスク・
年会費
  • 使用頻度の低いサブスク・年会費のかかるサービスを解約する

固定費の見直しができたら、食費や日用品費などの変動費の見直しも行いましょう。外食を控えたり、お弁当や飲み物を自宅から持参したりするなど、日ごろの小さな心がけも大切です。

シミュレーションを利用して毎月の返済額を再確認する

自分の借入状況と毎月の支出が把握できたら、各金融機関が提供しているシミュレーションで毎月の返済額を再確認することが重要です。

毎月の返済額や利息額、返済期間をあらためて確認することにより、完済までのイメージがより鮮明になります

任意の数字を入れられるので、今よりも毎月の返済額を増やした場合をシミュレーションしてみるのもよいでしょう。利息や返済期間をどのくらい短縮できるかが一目でわかります。

次回返済分のお金は確保しておく

返済に遅れないように、次回返済分のお金を確保する仕組み作りや習慣付けをするようにしましょう

お金を確保する仕組み作りの例

  • 返済用に財布や口座を分ける
  • 給料をもらったらすぐに返済分のお金を確保しておく

返済が遅れると遅延損害金が発生し、余計な出費が増えてしまいます。特に複数の借り入れをしている場合、返済日や返済額、返済方法がバラバラで管理しきれず、返済を忘れてしまう可能性もあります。

返済日直前に慌ててお金を工面するストレスから解放されるためにも、次回返済分のお金を確保することが大切です。

借金をした人が早く完済するためのコツ

ここからは、実際に借金を早く完済するためのコツを紹介します。

借金をした人が早く完済するためのコツ

毎月の返済額を少し増やす

毎月の返済額が増えれば利息額が減り、支払総額を抑えられます。無理のない範囲で、毎月の返済額を増やせないかを検討しましょう。

たとえば、50万円を金利18.00%で借りていて毎月1万円返済している場合、毎月の返済額を5,000円増やせば約6万円、1万円増やせば約9万円の利息を抑えることが可能です。

支払元金(月) 1万円 1万5,000円 2万円
支払回数 50回 34回 25回
支払利息 19万1,418円 12万8,930円 9万7,671円
支払総額 69万1,418円 62万8,930円 59万7,671円
支払元金1万円(月)
との差額
- ▲6万2,488円 ▲9万3,747円
  • あくまでも簡易シミュレーションの結果であり、実際の支払金額は条件によって異なります。

なお、毎月の最低返済額や返済額の単位は、金融機関や返済方式によって異なります。毎月の返済額を変更できない場合は、次に説明する繰上返済が有効です。

資金に余裕があるときは繰上返済をする

繰上返済とは、毎月支払っている返済額とは別に、借入金額の一部を前倒しで返済することです。金融機関によっては、「臨時返済」や「追加返済」「任意返済」などと表現する場合もあります。

繰上返済を行うと返済分がすべて元本に充てられるため返済期間が短くなり、利息総額を抑えられる可能性があります

ただし、繰上返済をしても、基本的には約定返済(毎月の決められた日に行う返済)を避けられません。ボーナスが支給されたときなど生活費に余裕ができた際は、積極的に活用しましょう。

金利が高い借入先から返済していく

複数の金融機関から借り入れしている場合は、金利が高い借入先を優先して返済するとよいでしょう。

金利が高い借入先から返済すれば、返済すべき利息額を抑えられます

たとえば、金利18.00%のA社と金利15.00%のB社からそれぞれ30万円を借り入れ、毎月1万円を返済していたとします。返済元金をA社に1万円上乗せた場合と、B社に1万円上乗せた場合を比べると、金利の高いA社を優先したほうが返済総額を抑えられます。

A社を優先 B社を優先
借入先 A社 B社 A社 B社
利用金額 30万円 30万円 30万円 30万円
金利 18.00% 15.00% 18.00% 15.00%
返済元金(月) 2万円 1万円 1万円 2万円
返済回数 15回 30回 30回 15回
利息額 3万5,955円 5万8,074円 6万9,691円 2万9,960円
返済総額 33万5,955円 35万8,074円 36万9,691円 32万9,960円
2社合計 69万4,029円 69万9,651円
  • あくまでも簡易シミュレーションの結果であり、実際の支払金額は条件によって異なります。

クレジットカードのリボ払いをやめる

リボ払いで買い物をする癖がついている場合は、リボ払いを控えましょう。

リボ払いは、上手に利用すれば毎月の支払金額を抑えられ、家計管理がしやすくなる便利な支払方法です。しかし、リボ払いを繰り返すと、支払いが終わらなくなる可能性があります

リボ払いは、毎月の支払金額が一定のため、支払総額が増えていることに気付きにくいのがデメリットのひとつです。リボ払いの手数料は支払残高に対してかかるため、支払残高が増え続ける一方で毎月の支払金額が少ないと、支払金額のほとんどが手数料の支払いにあてられてしまいます。

リボ払いする癖を少しずつ直し、毎月の支払金額を増やしたり繰上返済を活用したりして、リボ払いの支払残高を減らすようにしましょう。

監修者:小宮崇之氏のコメント
完済のコツとしては、繰上返済を行うのが効率的でしょう。完済するためには、元本を完済するしか方法はありません。利息を払っても、元本は減らないからです。ボーナスなどでお金に余裕ができたときは、積極的に繰上返済を行いましょう。但し、繰上返済をしても、毎月の約定返済はあるのでその返済額の確保も忘れないようにして下さい。

借金返済のために知っておきたい「おまとめローン」と「借り換えローン」

借金をなるべく早く完済するための手段のひとつとして「おまとめローン」や「借り換えローン」を知っておきましょう。

どちらも審査に通過する必要がありますが、上手に活用すれば返済負担を軽減できる可能性があります

おまとめローンとは複数社からの借金を1社にまとめること

おまとめローンとは、複数の金融機関からの借り入れをひとつの返済先にまとめるローンのことです。借入金額が大きくなるほど金利が下がる傾向があるため、返済総額が抑えられる可能性があります。さらに、借入先を一本化することで、返済日や返済額、返済方法などの管理がしやすくなることもメリットです。

おまとめローンのイメージ

審査に通過後は、一般的に、おまとめローンを提供する金融機関が既存の借入先に直接返済する手続きを行います。その後は、おまとめローンで借り入れした分を返済していきます。

なお、おまとめローンは返済に特化しているため、多くの場合で追加の借り入れができません。追加で借り入れが必要になった場合は、別途カードローンなどを契約する必要があります。

借り換えローンとは今より低金利の借入先に借り換えること

借り換えローンとは、既存の借入先から新しい借入先に借り換えることをいいます。今よりも金利が低い借入先に借り換えることで、毎月の返済額が同じであれば支払総額が抑えられる可能性があります

今よりも金利が低い借入先に借り換えるイメージ

なお、借り換えによって金利が下がっても、毎月の返済額を減らすと利息額が増えて支払総額が高くなることもあります。条件によっては、損することもあるので注意しましょう。

おまとめや借り換えにも利用できるJCBのカードローン「FAITH」

「FAITH」は、クレジット会社のJCBが提供するカードローンです。カードローンはおまとめや借り換えにも利用できます。おまとめや借り換えに不安な場合は、名前がよく知られている大手ブランドを選ぶのも選択肢のひとつです。

FAITHの融資利率(金利)は、キャッシングリボ払いでも最大12.50%なので、JCBのクレジットカードのキャッシングリボ払い(金利15.00~18.00%)と比べても低金利で借り入れできます。

借り換え先のひとつとしてぜひ検討してください。

借金返済のためにやってはいけないこと

借金返済のためにやってはいけないことは、次の通りです。

借金返済のためにやってはいけないこと

借金を増やさないためにも、NG行動を把握しておきましょう。

新たに借金をする

借金をなるべく早く返済するには、新たに借り入れをしないようにしましょう。

追加の借り入れをすると、利息額が増え返済負担が増えてしまう可能性があります

たとえば、A社へ3万円の返済が難しく、B社から3万円借りるとします。借りたお金でA社への返済が完了したとしても、今度は借りたB社への返済が残ります。B社から借り入れた3万円には利息が加わるため、結果的に借入総額が増えてしまいます

借金を借金で返済する落とし穴

追加で借り入れするのではなく、低金利のカードローンに借り換えたり、おまとめローンを活用したりして利息負担の軽減を図りましょう。

ギャンブルで借金返済のお金を作ろうとする

ギャンブルで借金返済のお金を作ることは避けましょう。

ギャンブルをすると、お金を工面できなかった場合に新たに借金をしたり、依存症になってやめられなくなったりする可能性があります。

返済にあてるためのお金は、固定費の見直しや節約で支出を減らすか、転職や副業などで収入を増やして工面しましょう。

ヤミ金・個人間融資を利用する

ヤミ金や個人間融資は利用しないようにしましょう。

ヤミ金とは、登録を受けていない非正規の貸金業者です。貸金業を営むには、国か都道府県の登録を受けなければならないため、SNSなどを利用した個人間の貸し借りも違法になる可能性があります。

ヤミ金や個人間融資を利用すると、法外な利息の支払いが求められたり、個人情報をWEB上にさらされたりする可能性があります

「低金利で融資」や「即日融資」などと勧誘されても、すぐに連絡はせず、まず「登録貸金業者情報検索サービス」で登録を受けている正規業者かを確認しましょう。

闇バイトをする

闇バイトに手を出さないようにしましょう。

闇バイトとは、犯罪を実行することによって高い報酬を受け取るアルバイトのことです。仕事の内容を伏せたまま「短時間で高収入が得られる」などと甘い言葉で求人を募集しますが、実態は強盗や詐欺などの犯罪行為です。

一度加担すると、個人情報などが奪われ、「学校にバラす」「家族に危害を加える」などと脅されて逮捕されるまで辞められません。

クレジットカードの現金化をする

クレジットカードの現金化は絶対行わないでください。

クレジットカードの現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を使って現金を得る行為です。クレジットカードで購入したブランド商品や金券などの換金率の高い商品を買取業者などに売ったり、現金化業者が扱う商品を購入してキャッシュバックを受け取ったりすることで一時的に現金を得ます。

クレジットカード現金化の手数料は、カードローンの利息より高額のため損をする取引となっています。

クレジットカードの現金化は、カード会社の会員規約違反となり、残金の一括請求やカードの強制退会などの措置を受けることもあります。

返済日に支払いができないときは早めに金融機関に連絡して相談する

支払いに遅れてしまいそうなときは、借入先に連絡しましょう。

なぜ支払いが遅れるのか、いつなら返済できるのかを伝えれば、どう対応すればよいかを教えてくれることもあります。

場合によっては、返済できる分を先に返済することもできる可能性があります。

借金が返済できないままだとどのような影響がある?

完済の見通しが立たず借金を返済できないままだと、次のような影響が出る可能性があります。

  • 多額の利息を支払い続けることになる
  • 財産が差し押さえられる

多額の利息を支払い続けることになる

借金を返済できない状態が続くほど、支払わなければならない利息額が増えます

利息は次の計算式で計算でき、金利が高いほど、また、返済期間(ご利用日数)が長くなるほど、支払う利息額も大きくなります。

利息の計算方法

さらに、延滞すると遅延損害金(延滞利息)を支払わなければなりません。遅延損害金とは、返済日に支払いできなかった場合に追加で発生する利息のことです。

延滞利息は金融機関によって異なりますが、年率20.00%ほどと、約定金利よりも高めに設定されているのが一般的です。返済が遅れた日数分だけ遅延損害金の金利が適用され利息額が増えるため、返済に遅れないようにしましょう。

財産が差し押さえられる

返済を延滞すると、メールやハガキなどでの返済催促があり、対応せずにいると督促状が届きます。さらに無視を続けると一括返済を求められる場合もあり、最終的には家や車などの財産が差し押さえになる可能性があります

給料や預貯金、家、車などの大切なものが差し押さえされないためにも、返済に遅れないようにしましょう。

多重債務で悩んでいる場合は弁護士などの専門家に相談しよう

借金に悩んでいる人は、弁護士などの専門家や借金に関する相談窓口に相談しましょう。

また、「貸金業相談・紛争解決センター」では、借り入れから返済まで悩みに合わせて専門の相談員に相談可能です。全国から無料で電話相談できます(固定電話からの場合は別途通話料がかかります)。

相談内容に応じて、必要情報やアドバイスをもらえたり、家計管理・生活再建支援をしてもらえたりと力になってもらえるでしょう。

貸付自粛制度を利用すれば新たな借金ができなくなる

貸付自粛制度とは、自ら申告することにより、貸金業者から新たな借り入れができないようにさせる制度です。

申請をすることで、個人信用情報機関に情報が登録され、加盟している金融機関からは一切の借り入れが行えなくなります。申告日から3ヵ月経過するまで貸し付けの自粛を撤回できません。

申請先は日本貸金業協会か全国銀行個人信用情報センターのどちらかで、日本貸金業協会への申請であれば、WEBや郵送、来協の3通りで申請が可能です。

どうしても借金が返済できないときは債務整理を検討する

債務整理とは、借金の減額や免除、支払猶予を申し立てる手続きのことです。債務整理をすることによって、生活を立て直すことにつながります。

まずは、近くの弁護士や司法書士に相談してみましょう。または、法テラスを利用するのもよいでしょう。法テラスでは、一定の条件を満たせば無料で相談が可能です。

債務整理には4つの種類がある

債務整理の手続きは、次の4つに分けられます。

任意整理 弁護士などに債権者と交渉してもらい、毎月の返済額や返済方法を新しい条件で和解(合意)する手続き
破産手続き 裁判所に申し立てをして、債務の全額免除を認めてもらう手続き
個人再生手続き 裁判所に申し立てをして、一定額を返済したうえで、残りの債務を免除してもらう手続き
特定調停 裁判所の仲介で債権者と月々の返済額や返済方法を調整し、新しい条件で和解(合意)する手続き

それぞれの手続きにはデメリットもあり、どの手続きが自分に適しているかも人によって異なります。弁護士や司法書士などの専門家と相談しながらどの手続きをすべきか検討しましょう。

債務整理にはデメリットがある

債務整理が信用情報に登録されると、クレジットカードやローンが利用できなくなります。また、金融機関は申し込み時に信用情報を必ず確認するため、クレジットカードを新規発行したり、ローンを組んだりすることも難しくなるでしょう。

また、債務整理などの事故情報は、一般的な信用情報よりも長く登録される可能性があるため、その分影響が将来にわたって続く可能性があります。

借金の返済が少しでも困難に感じた時点で早めに相談・改善をしよう

借金は返済が困難になる前に対処することが大切です。繰上返済や借り換えで対処しても返済が難しい場合は、生活の立て直しに向けてなるべく早く専門家に相談しましょう

いきなり弁護士に相談するのが不安な場合は、国によって設立された法的トラブルのための総合案内所である法テラスや日本貸金業協会「貸金業相談・紛争解決センター」、金融庁の「全国の財務局多重債務相談窓口」に相談しましょう。

貸金業相談・紛争解決センター

金融庁 全国の財務局多重債務相談窓口

よくある質問

借金の返済ができないとどうなりますか?

借金の返済ができないと、多額の利息を支払い続けることになります。借入先からの連絡を無視して返済しない状態が続くと、最終的に家や車などの財産が差し押さえられてしまうでしょう。

借金の返済日に支払いが間に合わないときはどうすればいいですか?

まずは借入先に連絡して、返済が遅れそうなことを伝えましょう。

債務整理や任意整理とはどのようなものですか?

債務整理とは、生活を立て直すために借金を減額または免除するための手続きです。

任意整理は債務整理の一種で、弁護士や司法書士などの専門家に債権者(金融機関)との交渉を依頼し、毎月の返済額や返済方法を新しい条件で和解(合意)する手続きです。

債務整理には、任意整理の他に、破産手続きや個人再生手続き、特定調停があります。

借金の返済が難しく弁護士に相談したいです。どこに連絡すればいいですか?

法テラスや日本弁護士連合会、日本司法書士連合会のWEBサイトで相談方法を確認できます。または、近隣の弁護士事務所や司法書士事務所などに訪問するのもよいでしょう。

借金の返済が難しく税金や国民年金の支払いができません。どうすればいいですか?

国税の場合は税務署、地方税の場合は市区町村役場の税務担当窓口に相談しましょう。一定の要件に該当する場合は、納税や差し押さえられた財産の換金に猶予をもらえる場合があります。

国民年金の場合は、住んでいる市区町村役場の国民年員担当窓口か近くの年金事務所で申請を行いましょう。保険料免除または納付猶予を受けられる場合があります。

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監修者 小宮崇之
【監修者】

氏名:小宮崇之(こみや たかし)
資格:CFP(R)(公認ファイナンシャルプランナー)、TLC(生命保険協会認定FP)、損害保険プランナー、証券外務員一種、日商簿記検定2級

大学卒業後、信用金庫に入社。お客様と接する中で、中立的な立場によるアドバイスの必要性を感じ、保険代理店として独立することを決意。保険会社の代理店営業職、保険会社の研修生を経て2020年9月に保険代理店を設立。保険代理店の実務経験を活かした執筆業や講師業にも積極的に取り組んでいる。

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